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学芸員の投稿
Update: 2013年11月26日
杉玉清め「初槽式」
 酒蔵の軒先に飾る「杉玉」を使った町おこしに取り組む河内長野市の西條合資会社と地元住民とのコラボレーションにより11月25日、南海高野線「河内長野駅」近くの高野街道沿いにある同社で、仕上がった杉玉を清める「初槽式(はつふねしき)」が開かれ、地元住民ら約50人が真新しい緑の杉玉に祈りをささげました。その後、同社社長が杉玉1つ1つに心を込めて新酒をかけて清めました。
 杉玉は神への感謝を込めて作られ、杉の葉の枯れ具合で酒が仕上がる目安になるそうです。同社や同社周辺の高野街道沿いの住民が5年ほど前から、「酒蔵のある街並み」をPRしようと、杉玉を周辺の民家に飾り付ける取り組みをはじめました。今年は今月の13日・14日の2日かけて作業し、高さが25m相当の間伐材の杉50本ほどから44個完成させました。
 式では、西條社長が「今年も自然の恵みを受けて美味しい新酒が出来上がった。今後もこの酒蔵を中心に地域を盛り上げたい」とあいさつ。清められた杉玉は、住民らがそれぞれ自宅に持ち帰り、早速軒先に飾り付けていました(画像は新酒をかけて杉玉を清める西條社長)。
Written by 岩湧太郎
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Update: 2013年11月26日
狭山池博物館の「フレッシュコンサート(篠笛の響き)」
24日、狭山池博物館で井上真実先生の篠笛の演奏会が行われました。
9時前に会場に到着し、松本さんが到着されました。先生は初めての当での運転で心配されていましたが、定刻に真っ赤な車で、3名で到着されました。先生とは、Facebookで交流があり、初めての面談にも関わらず、長年の友だちのように接して頂きました。
この日の音響を担当される清水晧祐さんは、日本能楽会会員で大蔵流の小鼓の演奏家だと、後で教えて頂きました。清水先生の音響と井上先生の演奏の息がよく合っていたと、西川さんが慰労会でお話ししたときに知りました。
10時から準備して、13時に狭山池博物館の水庭で、井上先生の希望で、ウェルカム演奏を特別に行って頂きました。滝の音と篠笛の音が混ざって、独特の効果を出していました。水庭は音響効果が抜群で、特別に採用して頂けました。
13時30分からの演奏会には、130席が満席となり、みんなが集客に走り回った効果が出て、一同ほっとしました。
子どもさん連れも数組ありました。子どもさんたちも知っている曲が演奏されて、静かによく聴いて頂けました。
「飛鳥の明日香の里を」から23曲を井上先生一人で演奏されました。後で先生のすばらしい演奏に関して、体力の維持について質問しましたが、特別の体操などで筋肉の増強はせず、毎日、長時間練習を行われるとの話でした。
15時前に「鎮魂歌」を演奏されて終了しました。アンコールの拍手が続きましたが、先生は「鎮魂歌」で終了を考えておられました。
清水先生との出会いは、6年前にアルバムづくりで意気投合されてから続いており、現在は「竹取物語」を切り絵で少しの喋りと鼓で実験されて、再演を希望されているとのことでした。
古民家を使用して、竹をアレンジして、シンプルな中で音楽をつくりたいとの話でしたので、滝畑の古民家が使用できないかと、新しいアイディアが湧いてきました。
Written by マロンさん