みんなの広場

学芸員の投稿
Update: 2013年11月01日
河内長野市文化祭「切手展」にて
28日、「友達の輪」の藤田さんが、河内長野市文化祭「切手展」に参加され、招待を受けたので出かけてみました。
昔は、私も切手少年でしたが、最近は邪魔になるので、シートで購入した切手を使っています。
藤田さんも昔から切手収集をされていて、数年前に河内長野郵趣会の展示会で入会され、活動されています。
ラブリーホールのギャラリーで展示会が行われていました。14名の方が趣向を凝らした収集を紹介されていました。
藤田さんは「世界の気になる最新の切手」ということで、収集された中から厳選して、トロピカルセットとしてまとめられていました。韓国の恐竜の切手、ブルンジ共和国の切手、フランスのバレンタインデーの切手、ベルギーのチョコレートの香りつき切手、同じく中国の桃の花の香りつき切手、南極の切手などでした。
祝世界遺産「富士山」というコーナーでは、娘さんがお父さんの思い出として、友達の版画家の方から送られてくる年賀状(1965~2008年)を展示されていました。エピローグには『父は毎年素敵な「富士山」の年賀状を見ながら、新婚旅行のときに見た富士を思い出していたと思います。「富士山」の世界遺産登録を祝って、二人でともに祝杯を挙げているでしょう』と書かれていました。
山岳切手では、山好きの写真家(白川議員さん)が登った山の写真が採用されたのを収集して展示されていました。
「ご当地フィルムカード」では、台紙と切手がセットで売られているのを購入され、整理されたもので、最近は色んな対応がされていることが分かりました。
またパキスタンへ仕事の関係で出向された方は、「パキスタン初期の普通切手と公用切手」ということで集められていました。初期の切手は、インドで印刷され、パキスタンという文字を追加して使用していたそうです。帰国するときに預金の持ち帰りが難しかったので、切手を購入して帰られたそうです。
Written by マロンさん