みんなの広場

学芸員の投稿
Update: 2014年06月23日
2014年度、綿の里親と成って
6月14日くろまろ館へ、ボランティア活動に出かけたら、館長さんから、綿の里親さんに、綿の苗を渡しますと言われて、6ポット頂きました。昨年植えて育てたので、説明は省いて頂けました。
頂いた「綿の里親手帳」には、『この度は、綿の里親にご登録して頂き、まことに有難うございます。綿の里親プロジェクトは、河内長野の綿造りや、河内木綿の魅力を再発見して頂く為に、発足しました。かつて河内長野は、綿や河内木綿の生産が、盛んな地域で、「河内木綿」と呼ばれた特産品は、丈夫で良質と評判だったそうです。当館では、河内木綿にご興味を持って貰う為に、小中学校の体験学習などで、綿繰り体験をしています。なるべく地元産の綿に、触れて欲しいと思い、当館ではそれに使う綿を栽培していますが、到底足りません。そこで、市民の皆様に「綿の里親」になって頂き、少しでも河内木綿の普及啓発に、ご協力して頂ければと思います。』と書かれていました。
5月の初めに種を植えられたそうですが、今年の種が悪い様だと、心配されていましたが、双葉が出たので、里親の皆さんに、配布が始まっています。三日市幼稚園は90株の里親になられました。15日に植える場所を作ってあげる為に、久しぶりに庭の手入れをしました。ちょっと草を取って、畝(うね)を造ったのですが、しんどい仕事でした。お百姓さんの仕事のつらさが少しわかりました。庭のザクロの木に、今年は沢山花が付いていました。
Written by マロンさん
学芸員の投稿
Update: 2014年06月23日
狭山池博物館の一日(6月18日)
朝一番に、堺から大阪狭山市出身の老齢の夫人が来られて、弟さんに大阪狭山市史を送りたいと、二冊手配されて購入に来られた。富田林高等学校出身の弟さんは、川崎にお住まいとの事で、地元の歴史を知って欲しいと、1冊を送られるそうです。一冊の本が余りに重かったので、駐車場まで持参しました。丁度買い物の予定があり、一緒に出かけました。その後、渡邊主任専門員から『平成26年度池守田中家文書特別公開「近世狭山池の西除と東除」』の展示解説を受けました。展示だけでは理解できない様な内容でしたが、口頭で教えて貰い理解が進みました。中村哲さんが書かれた「医者、用水路を拓く」のアフガニスタンで、用水路を造られる時に、昔の工法を採用された時に「蛇籠」の話があり、ここで確認が出きました。渡邊さんの友達が、ネパールで採用されたとの話も聞きました。先日天野川の改修の時に、狭山池でも蛇籠を見つけました。午後は、2時から「山水会」と言われる、天王寺高等学校のOB会の皆さん36名が、博物館の見学予定が入っていたが、30分の遅れとなり、ガイドが三人いたので、3組に別れてのガイドとなりました。私は10名を担当して、1時間を目標にしてガイドを行いました。途中で「狭山池の底の石棺」の紙芝居は、好評で皆さんに拍手を頂きました。私の話ぶりで長崎弁が出たのか、大阪の人では無いですねと話された。しかし大阪弁も上手になっていたとの事でした。丁度終わる頃、韓国からのお客さんが、20数名来られていて、本来は自由見学と聞いていたが、ガイドさんの「ジャパンツーリストガイド」のCHANGさんが、私のガイド風景を見られていて、急にガイドの要請があった。15分でガイドをと言われて、始めたが熱心に質問なども出て、30分程ガイドして喜んで頂けました。女性ばかりの団体は初めてでした。
Written by マロンさん