みんなの広場

学芸員の投稿
Update: 2014年06月10日
2014年6月の観光案内所のディスプレーとお客様
6月3日は観光案内所の当番に当たっていて、出会いを楽しみに出かけました。6月のディスプレーが造られていました。上部の今月の歌は「夏は来ぬ」です。「卯の花の匂う垣根に 時鳥 早も来鳴きて 忍音もらす 夏は来ぬ」です。田中画伯の絵は「金剛寺の金堂」と「延命寺の山門」の二枚が飾られていました。下段の花の文化園さんの今月の花はクレマチスで、見頃は4/下旬~6/中旬と書かれていました。今月の人形は、河内材を使ったウサギの置物でした。奥河内の風景美という、コーナには、5枚の写真が飾られていました。寺が池公園のアジサイ、長野公園と河合寺のアジサイ、美加の台の棚田の風景、滝畑及び横谷の朝霧の風景、鳩原の水田風景です。花瓶にはアジサイの花が飾られていました。午前中に我々と同年代のご夫婦が訪ねて来られて、河合寺のアジサイを見に行きたいが、咲いているかとの話でした。多分まだだと思ったので、花の文化園へ行くようにお話をして、計画を変更して頂いた。後で奥河内の風景の「長野公園と河合寺のアジサイ」の写真を、見られたのだと解りました。昨年の写真の展示で、間違われたのだった。今日はお客さんの訪問が少なくて、時間を持て余しました。何故か本日は、病院が何処にあるかを訪ねられて事が多くありました。午後には東京から来られた男性のお客さんが、金剛寺へ行きたいがバスはどうかと尋ねられたが、1時間に1本しか無く、出たばかりでタクシーでの移動をお願いした。
Written by マロンさん
学芸員の投稿
Update: 2014年06月10日
狭山池博物館の一日(6月5日)
梅雨前線の接近で、近畿地方全体で一日中雨の予想でしたが、河内長野市では朝から真っ青な、快晴となっていました。早目に狭山池博物館へ出かけました。狭山池博物館は土木遺産の継承と保護活用の為の展示のみならず、地域に置ける文化の発信拠点としても、大きな役割を果たすべき施設で在る事を考え、事業を実施して参りました。その一環として6月3日から平成26年度大阪府立高校の「高校生の芸術展」で、登美ヶ丘高等学校の生徒の作品展が、8日まで、特別展示室で開催されています。生徒の皆さんの力作が並べられていました。浜地さんのお話では、下校時から父兄同伴などで生徒さんが、沢山見学に来られている様です。9月には、東百舌鳥高校の作品群を出展予定です。本日は雨の予想でお客さんが少なく、しんと静まり返っていました。会議室にはボランティアさんが集まって、古文書の整理が行われていました。一番のお客さんは、新潟のハウスメーカー勤務の若い研修生が、大阪での研修の休みが出来たので、安藤忠雄さんの建築を、見学に回っておられるとの事で、対応させて頂きました。やはり初めは、一人で回ると言われたが、説明を聞くと、理解がしやすかったとの事でした。本日の午前中は、雨の予報でお客さんは、皆無の状況でした。午後には堺市の「自由の泉大学」の皆さんが、講堂を貸切されて、学芸員の村上先生による「行基と狭山池」という講座に、29名の方が参加されて、講演会が行われて、終了後、館内の見学が行われていました。午後には大きなリュックを担いだ、二人連れの外国人が来られて、建物を熱心に見学されていたので、音声ガイドを勧めたが、自由に回られていた。話を聞いたらイギリスからの安藤ファンで、大阪には多くの建築物が在り、二・三日かけて見て回られるそうです。本日はこれから高野山へ行って、京都に宿泊されて、その後広島へ廻り、帰国されるとのお話でした。
Written by マロンさん