みんなの広場

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Update: 2014年06月12日
大阪ミュージアムフォトコンテスト
まち全体を屋根のないミュージアムに見立て、まちの魅力を内外に発信する「大阪ミュージアム構想」。
その一環として「大阪ミュージアムフォトコンテスト」が開催されていました。
第4回目のテーマは「花」でした。
6月11日(水)に、イオン茨木ショッピングセンターにおいて、表彰イベントがおこなわれました。
入賞作品(10点)及び全4回を通じたグランプリ(1点)準グランプリ(5点)作品の発表と表彰式が行われました。
マスコットキャラクターなども登場し、にぎやかな会場で、私の作品(舞洲のユリ)も表彰していただきました。
Written by ユーミン
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Update: 2014年06月12日
「ホッコリで町おこし」仕草彫りの間壁さん
6月7日小雨が降っている中で、南海ヘルシーハイキングが行われていました。昼から河内長野市のキックスで「烏帽子形城跡の活用」という、シンポジウムが行われたので、12時半過ぎに烏帽子形神社を通過しました。10時過ぎから長野公園を、出発した人が通過していて、スタンプ・ポイントとしてガイドクラブ員が、下の駐車場で頑張っていられました。神社の山門兼社務所では、「ホッコリで町おこし」という、町並み情景工房の間壁さんが、作品を並べられていました。お話を聞くとイベント会場で、仕草彫りという技法で、町並みの復元模型を展示されているそうです。各地のイベントに協力参加されているそうです。廃材を使って昭和人の仕草を彫られて、町並みを復元されているそうです。8cm位のお人形は活き活きした姿で、昭和のよき時代に活動している様でした。町並みを継ぎ足していくと、三日市宿の復元が出来そうな感じでした。先日研修旅行した、赤穂の坂越の風景も造られたとの事で、話が弾みました。忍者の活動では、30体位の忍者をお持ちだそうです。先日は真田祭にも参加されたそうです。
間壁正人さんは堺の人で、連絡いただけば協力しますとの事でした。
狭山池博物館では、最近の大阪狭山市との共同運営で、いろんなイベントを行っている話をしたら、昔は大阪府の土木事務所の管轄で、敷居が高い様な気がして、ご近所でもお伺いが出来なかったとの話で、早速協働運営委員会の「いしとも」さんに紹介したいと考えています。秋には高野街道祭りが行われるので、案内しておきました。高野街道祭りでは、八木邸(国の登録文化財)も公開されていて、素晴らしい展示となりそうです。
Written by マロンさん
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Update: 2014年06月10日
2014年6月の観光案内所のディスプレーとお客様
6月3日は観光案内所の当番に当たっていて、出会いを楽しみに出かけました。6月のディスプレーが造られていました。上部の今月の歌は「夏は来ぬ」です。「卯の花の匂う垣根に 時鳥 早も来鳴きて 忍音もらす 夏は来ぬ」です。田中画伯の絵は「金剛寺の金堂」と「延命寺の山門」の二枚が飾られていました。下段の花の文化園さんの今月の花はクレマチスで、見頃は4/下旬~6/中旬と書かれていました。今月の人形は、河内材を使ったウサギの置物でした。奥河内の風景美という、コーナには、5枚の写真が飾られていました。寺が池公園のアジサイ、長野公園と河合寺のアジサイ、美加の台の棚田の風景、滝畑及び横谷の朝霧の風景、鳩原の水田風景です。花瓶にはアジサイの花が飾られていました。午前中に我々と同年代のご夫婦が訪ねて来られて、河合寺のアジサイを見に行きたいが、咲いているかとの話でした。多分まだだと思ったので、花の文化園へ行くようにお話をして、計画を変更して頂いた。後で奥河内の風景の「長野公園と河合寺のアジサイ」の写真を、見られたのだと解りました。昨年の写真の展示で、間違われたのだった。今日はお客さんの訪問が少なくて、時間を持て余しました。何故か本日は、病院が何処にあるかを訪ねられて事が多くありました。午後には東京から来られた男性のお客さんが、金剛寺へ行きたいがバスはどうかと尋ねられたが、1時間に1本しか無く、出たばかりでタクシーでの移動をお願いした。
Written by マロンさん
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Update: 2014年06月10日
狭山池博物館の一日(6月5日)
梅雨前線の接近で、近畿地方全体で一日中雨の予想でしたが、河内長野市では朝から真っ青な、快晴となっていました。早目に狭山池博物館へ出かけました。狭山池博物館は土木遺産の継承と保護活用の為の展示のみならず、地域に置ける文化の発信拠点としても、大きな役割を果たすべき施設で在る事を考え、事業を実施して参りました。その一環として6月3日から平成26年度大阪府立高校の「高校生の芸術展」で、登美ヶ丘高等学校の生徒の作品展が、8日まで、特別展示室で開催されています。生徒の皆さんの力作が並べられていました。浜地さんのお話では、下校時から父兄同伴などで生徒さんが、沢山見学に来られている様です。9月には、東百舌鳥高校の作品群を出展予定です。本日は雨の予想でお客さんが少なく、しんと静まり返っていました。会議室にはボランティアさんが集まって、古文書の整理が行われていました。一番のお客さんは、新潟のハウスメーカー勤務の若い研修生が、大阪での研修の休みが出来たので、安藤忠雄さんの建築を、見学に回っておられるとの事で、対応させて頂きました。やはり初めは、一人で回ると言われたが、説明を聞くと、理解がしやすかったとの事でした。本日の午前中は、雨の予報でお客さんは、皆無の状況でした。午後には堺市の「自由の泉大学」の皆さんが、講堂を貸切されて、学芸員の村上先生による「行基と狭山池」という講座に、29名の方が参加されて、講演会が行われて、終了後、館内の見学が行われていました。午後には大きなリュックを担いだ、二人連れの外国人が来られて、建物を熱心に見学されていたので、音声ガイドを勧めたが、自由に回られていた。話を聞いたらイギリスからの安藤ファンで、大阪には多くの建築物が在り、二・三日かけて見て回られるそうです。本日はこれから高野山へ行って、京都に宿泊されて、その後広島へ廻り、帰国されるとのお話でした。
Written by マロンさん
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Update: 2014年06月06日
見頃を迎えたゆり園
 大阪舞洲にあるゆり園は、いま見頃を迎えています。約2万平方メートルの園内に200万球のゆりが6つのゾーンに分けて植えられています。
 シーサイドゾーンの一部(イエローエリア)はまだツボミのところもあるが、白・赤・ピンク・黄・オレンジなど色とりどりの大輪のゆりが咲き競っています。約50種類の200万輪の洋種ゆりが植えられているそうです。
 空と海の青色に色とりどりの大輪のゆりが競演した花畑、対岸に六甲山を望み、眺望も良く広々した空間に展開されるスケールの大きなゆり園に圧倒され、来園者は言葉も出ず、見とれてしまいます。海風が心地よく心いやされる空間です。
 7月6日(日)まで開園しており、花を愛でる人には、一度は訪れて観たいところ。百聞は一見にしかず!(6月3日取材)
Written by 岩湧太郎
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Update: 2014年06月06日
ボンボンマルシェ フルルに参加して
6月1日 市役所を後にして、河内長野ガスさんの「リビングフレッシュ」と言う情報誌の、6月・7月号が本日配布されるので、河内長野ガスさんの本社ビルへ行ってきました。日曜日に関わらず開店されていたので、受付に寄ったら親切に対応して頂き、30部頂いてきました。今回の特集記事で、「ノスタルジックスィーツ半夏生餅、再び」と言う特集が組まれていました。その足で久保健商店へお届けしました。その後、大阪府立花の文化園で開催されている「ボンボンマルシェ フルル」に行ってきました。
花の文化園を入って直ぐに、アンソニーさんが石窯を車に積んで、本格的石窯ピッツァ&ジェラードの販売をされていました。早速店主の方にお話を伺いました。火曜日から日曜日まで、決まった場所で、一日販売されていて、イベントがある時は、そちらへ出かけられるそうです。ピッツァは三種類があり、5分間で一枚焼いて、販売されていました。入場者が既に集まってこられていて、注文が行われていました。本日は「ハムとキノコ」のピッツァを注文して、食べたらもちもちした触感が、素晴らしいピッツァでした。
ボンボンマルシェの会場では、ここも菓子パンと各種のセレクト雑貨やハンドメイドの品物が、所狭しと並べられていました。このイベントを企画されている、天川さんが息子さんと、参加されていたので、市役所でのイベントと、河内長野ガスさんのリビングフレッシュで、取り上げられた「半夏生餅」の話で、盛り上がりました。『一年前から認知され始めました。実家が天見なので半夏生餅は、お母様の手作りを、息子さんが幼小の時から、食されていて、元気に育っていると話されました。市役所の「奥河内あおぞらカフェ」に、負けずに頑張っているので、ゆっくり見て行ってください』とのお話でした。
園内では写真のグループが、季節の花を求めて、沢山撮影にこられていて、賑やかな週末でした。
Written by マロンさん
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Update: 2014年06月05日
奥河内あおぞらカフェ
6月1日河内長野市役所で行われた、「奥河内カフェ」に、ガイド倶楽部の総務部長の渡邊さんと参加しました。9時過ぎに市役所に到着したのですが、既に多くの市民の方が参加されて、お望みのパン屋さんの前には、長蛇の列でした。今回は①たいちろうのぱん、②Rapin Blanc、③アーリーバード、④フレッシュベーカリーコットン、⑤ベィクハウスキギの、5つのパン屋さんが軒を並べて、販売を開始されていました。コーヒーショップは、①岡崎珈琲、②ワコー長野店の二店が店開きでした。コーヒーショップでは、入れたてのコーヒーの提供で、長い列となっていて、ジュース類の販売も行っていて、お客さんから列を別にして、早く処理をする様に、意見が出されていました。他には、河内長野観光協会のブースでは、橘さんを始め係りの人が、広報活動と大阪産品の産物の販売が行われていました。今回の特別参加の「山からのおくりもの屋」さんでは、木工製品の販売が行われていました。市内の特産品のコーナーの井上すだれさんは、市役所のロビーで、実演を行われる準備が行われていました。
朝どりの野菜の販売は毎年好調で、今年も垣内農園さんがブースを確保されていました。観光協会のブースで活動中の、橘さんのお話では、パン屋さんの販売は、午前中には終了する様な、好調さだと話されていました。開催の時間は2時までだそうです。我々も菓子パンを購入して、マンゴージュースを購入して、木陰で楽しみました。市役所のロビーも開放されていて、日陰の中で皆さん想いのまま、休息されていました。市役所の関係者の方も沢山、日曜にも関わらず参加されていました。
Written by マロンさん
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Update: 2014年06月05日
大阪精神の系譜(第五期船場の群像)「大阪商人ここにあり」
5月29日、本町のカネセビルで、大阪自由大学の講座、大阪精神の系譜「大阪商人ここにあり」があり、講師は元日本経済新聞社編集委員の、脇本祐一さんでした。『戦前の船場の話をします。メガロポリスと言うのは、まちが巨大では無く、全国から技術者が集まる事です。そこには秀吉が関わり、大阪の街がメガロポリスと称されるものとなりました。その場所のポテンシャルを発見したのが16世紀の初めの蓮如です。16世紀の後半に、信長が見つけて、そこで石山合戦となりました。大阪の城下町に、中央市場となる、船場を造っていったのです。秀吉が造った大きなシステムを、徳川政権が引き継いでいました。そこで天下の台所と言う、中央市場が繋がっています。明治以降も株仲間制度や、市場の民間市場が造られていきました。事実として大阪城が落城すると、日本では4度も経済が大きく変わっています。①石山合戦→信長・秀吉の天下統一(近世の始まり)②大阪の陣→270年間の太平の世に、③鳥羽伏見の戦い→明治維新(近代の始まり)、④大阪大空襲→戦後の日本(現代の始まり)です。その為に大阪では、創業と倒産の繰り返しで、新陳代謝がおきて、流れが船場商人の制度として続いていく原因でした。丁稚で入社して、商いを覚えて、企業家として成熟して、新陳代謝で、新しい人が入ってくると言う繰り返しでした。そこでは町人学者が続々と登場して、自然科学の発達と、天文・医学・暦学等がビジネスを通じて出来上がっていった。物事を両面から見る事がおきてきました。商売と言うのは、自己責任でいうと言う事です。そこでは個と言うものが大切にされました。その中で個人の寄付で公共物が建設されていて、蓮如の一建立と言う遺伝子が、近世・近代に引き継がれています。』と結ばれました。
Written by マロンさん
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Update: 2014年06月03日
狭山藩陣屋跡発掘調査成果と河内長野の資料展
「狭山藩陣屋跡発掘調査成果と河内長野」の資料展「狭山藩と河内長野」の企画展が、くろまろ館で5月21日~7月13日まで行われています。案内書では、「江戸時代の大阪狭山市には、北条氏という大名が陣屋を構えていました。陣屋は、藩主の住む御殿や様々な役所、家老など上級家臣たちが暮らす『上屋敷』と、下級武士が住む家々が立ち並ぶ「下屋敷」に別れていました。現在もかつて『上屋敷』のあった、大阪狭山市狭山3丁目、4丁目付近には、当時の町割りが良く残されています。又、『上屋敷』の中央を南北に走る大手筋は、今も府道河内長野美原線として、市内のメイン通りとなっています。平成10年から断続的に発掘されて来た、府道の発掘調査が、昨年度で終局を迎えたので、その調査状況を紹介されています。家老の舟越邸の屋敷地の調査が明らかになっています。」とありました。
河内長野市は狭山藩の所領の中で、多くを領地としていて、滝畑の井谷長左衛門に対して、船越外記が、村支配を命じた天和3年(1683年)の平井谷家文書が展示されています。「川上り四ヶ村」と呼ばれていた、石見川村・小深村・太井村・鳩原村の4村と小塩村・滝畑村の6ヶ村を、代官として支配する事を命じたものです。当時狭山藩では舟越氏が鳩原村、井出氏が小塩村を知行地として下されていましたが、狭山藩が代官を置き支配する事が書かれていました。
展示品の解説の詳細についての講演会が「くろまろ館」で開催されます。定員が40名ですので早目に申し込んで下さい。6月21日の13時30分から16時まで「狭山藩陣屋跡の発掘調査成果」が大阪府教育委員会の小林義孝さん、「文献資料から見る狭山藩と河内長野」が、河内長野市立図書館鎌田和栄さんによる、講演会が行われます。申し込みは0721-64-1560です。
Written by マロンさん
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Update: 2014年06月03日
本場ドイツビールの祭典・オオサカオクトーバーフェスト2014
 オオサカオクトーバーフェスト2014が、大阪市天王寺公園で5月16日(金)から6月1日(日)にわたり開催されました=写真上左=。今回で4回目となり、前回までは秋に開催されていました。収穫祭・大阪オクトーバーフェスト実行委員会(大阪市、大阪商工会議所、大阪観光局ほか)が主催し、店舗数は8店舗、ビールの種類は40種類以上あるそうです。
 大麦麦芽と小麦麦芽で醸造された白濁した淡い色の上面発酵ビールのヴァイツェン、黒ビールのドゥンケル、軟水で醸造されきめ細かな泡でホップの苦味とシャープな喉ごしのピルス、ビールをベースにしたカクテルのビアカクテル、フルーツビールなど、様々なタイプのビールを異なるグラスで味わえる。またバイエルン王家や修道院、有名ブルワリーなどの醸造所で醸造されたビールが楽しめます。同じタイプのビールでも醸造所によりコクや泡のきめ細かさ、喉ごしなどが異なり、また違った楽しみ方ができます。ビール党にとっては堪えられない催しとなっています。
 取材した28日は、平日の昼間にもかかわらず大勢の若い男女が本場ドイツのビールを楽しんでいました=写真下=。また天気が良く気温もぐんぐん上がったこともあり、幾杯ものグラスを傾ける人が続出。ビールばかりでなくソーセージやジャーマンポテト、ピネガー漬けなどの本場のドイツ郷土料理も楽しめます。
 ステージでは、ドイツから招待した本場の楽団による生演奏で、大きな声で歌って踊ってドイツ文化を堪能できます=写真上右=。中でも、乾杯の歌アイン・プロージットを、老若男女が一緒に大きな声で歌って踊って乾杯して盛り上がります。
 オクトーバーフェストは、1810年以来毎年秋にドイツミュンヘン市のテレージエンヴィーゼで開催される収穫祭。世界中から毎年600万人以上の人が会場を訪れる世界最大のビールイベントと云われています。
Written by 岩湧太郎