みんなの広場

学芸員の投稿
Update: 2013年01月04日
北田藤十郎君功労碑
 寝屋川市の秦公民館の前に加茂神社がありますが、その道をはさんだ南側にも神社があります。その敷地内に北田藤十郎君功労碑がありますが、現在は写真のようになっていて、少し残念です。
 北田藤十郎は寝屋川市で筍栽培とその販路開拓に努め、大正8年に筍出荷組合と缶詰組合を市内に創立した人物で、偶然にも隣町の太秦元町には北田藤十郎が創立した筍出荷組合で組合長を経験した山口誠太郎君功労碑があります。
 寝屋川がかつて筍の名産地だったとは知りませんでしたが、寝屋川の子供たちも筍のようにすくすく伸びて欲しいものです。
Written by 暇仁
学芸員の投稿
Update: 2013年01月04日
2012年最終日の河内長野観光案内所へのお客さん
12月27日、今年の観光案内所最終日に当番が来ました。朝少し早めに案内所を開いて準備をしていたら、若い男女の方が、河内長野のパンフレットがほしいと来られました。お二人は、沖縄県南部に位置する浦添市の観光協会の方で、河内長野市商工観光課と昨日から打ち合わせをされているとのことでした。
この日も、駅前で待ち合わせされて、市内の調査に向かわれるとのことでした。
話をお聞きしたら、浦添市は、河内長野市と同じような人口規模(約11万人)で、ベッドタウンとして開かれているそうです。
最近は観光事業に力を入れている先進地を研修で訪れており、女性職員の方が、河内長野市観光協会主催の「奥河内スイーツスタンプラリー(12/31終了)」を知り、今回の研修を提案されたそうです。昨日はその現場を巡られたそうです。
また、昨日はスイーツスタンプラリーと並行して、西條酒造の天野酒や、グルメハウス プシューケの吟仕込の「天野ケーキ」も楽しまれたそうです。若い男性は、試飲で地元蔵元の酒が気に入ったと、銘酒「天野」を購入したと話されました。
この日は、岩脇山の麓の四季彩館や歓心寺を廻られました。
河内長野市は、文化財を全国市町村で14番目に多く保有していることを話したら、驚かれていました。狭山池博物館も紹介したら、安藤建築が無料で見られることに興味を示されましたが、時間がなかったので再度訪問したいとのことでした。
お二人に話をお聞きしたら、大阪は道頓堀付近の賑やかなまちとの印象で来たが、河内長野市に着いて、山があり、緑豊かな静かな環境で、自然があると驚かれていました。寒さも少し驚かれていたようですが、この日は快晴で、元気に活動ができると張り切っておられました。
研修風景を撮影させていただきました。
Written by マロンさん
学芸員の投稿
Update: 2013年01月04日
京阪香里園開発事業
 写真は開発現場の写真です。奥の方に不思議な絵が、だれが書いたのでしょう。がんばれ日本と読めます。
 最近の工事現場には、楽しい演出がしばしば見受けられ、事業に楽しんでおられる様子が伺えます。この現場ではクレーンの柱部分には龍の絵がありました。事業者の街づくりに対する熱意が伝わってきます。
 ふと私は「3人のレンガ職人」の話を思い出しました。香里園はどんな風に変わるのでしょうか。
 香里園は昭和初期から住宅地として整備されてきた地域ですので、駅前に郷倉がありました。
 郷倉とは江戸時代の年貢の倉庫のことですが、駅前にあったのが不思議でした。
 また昭和50年ごろ香里園駅前の喫茶店では、下水道が完備されていなかったのでしょう、バキュームカーのホースが店内を縦断する光景が思い出されます。
Written by 暇仁