みんなの広場

学芸員の投稿
Update: 2014年03月24日
「中高年ハイキングクラブ」春のウォーク下見
18日、中高年ハイキングの井原さんから南海高野線千代田駅から狭山池博物館へのハイキングの下見のお願いがあり、参加しました。この日は、幹事の熊村・馬場さんも参加されて、タイム測定と観光ポイントの確認が行われました。午前中は雨模様の天候で心配しましたが、ひどい雨にはあいませんでした。
9時30分に千代田駅に集合して、すぐにスタートしました。はじめに、寺が池の堤体を登り、池の東側のコースを取りました。河内長野公園緑化協会の前の庭には、望遠レンズ付きのカメラを担いだ人たちが大勢、シャッターチャンスを待っておられました。お聞きしたら、キレンジャクという渡り鳥を待っているとのことでした。インターネットで検索すると、「連雀は、スズメ目レンジャク科の鳥の総称。日本ではキレンジャク・ヒレンジャクが越冬し、群れで木の実を食べ、混群をなすこともある」とのことで、たくさんこの辺りに飛んでくるようです。
小山田の集落を通り、平成18年に小山田自治会と富田林土木事務所の府民協働で造られた道路を使いました。竹林があり、すばらしいとの皆さんの感想でした。その後、天野街道へ出て、穴地蔵で休息をとりました。堺市の男性3人と遭遇して、お話しを聞いたら、金剛寺から大阪狭山市へ向かい、詩吟の吟行をされるとのことでした。ガイドクラブに先輩がおられるそうです。
大野の集落を出たところの木に、ヤドリギの木の丸い球が見つかりました。
11時30分に陶器山トンネルの上の休息場所で食事を取りました。30分の休息後、一路狭山池博物館へ向かいました。途中の岩室観音院を熊村さんに気に入っていただき、見学を取りたいとのことでした。狭山池博物館では、台湾からの若い女性がおられて、3人をガイドするので一緒に参加したらと話して、参加してもらいました。皆さんで記念撮影をして、紙風船をお土産に別れました。紙芝居も喜んでいただけました。
Written by マロンさん
学芸員の投稿
Update: 2014年03月24日
狭山池博物館の一日
18日、「中高年ハイキングクラブ」の皆さんと、4月9日に行われる春のウォークの下見を行いました。狭山池博物館では、台湾からの若い女性2人が来られていて、中高年ハイキングの3人をガイドするので、一緒に参加したらと話して、参加してもらいました。日本語は全然分からなかったようですが、雰囲気で言わんとすることが理解してもらえたと思っています。
特別階段を使っての最上階からの展望は、感激してもらえました。その後、河南町観念寺の宮本住職の紙芝居「狭山池の底の石棺」を行って、石棺を理解してもらいました。その後、皆さんで記念撮影をして、紙風船をお土産に別れました。紙芝居も喜んでいただけました。
博物館では、先ほど歩いてきた天野街道の写真展「あまの街道と陶器山の自然」が始まっていました。写真で綴る天野街道で、44枚の写真がロビーの側面に目の高さで飾られていました。3/14~3/30の予定です。
この日は台湾からの75名の団体さんも、その後、お見えになっていました。春になって賑やかになっているようです。
19日の朝日新聞では、国の文化審議会が18日に行われて、狭山池博物館の「狭山池出土木樋(取水施設)」と、東大寺の再建を主導した、僧・重源による改修を伝える「重源狭山池改修碑」等、府内5件の美術工芸品が、国の重要文化財として答申されたことが出ていました。
Written by マロンさん