みんなの広場

学芸員の投稿
Update: 2014年03月18日
職人技が生む金属グッズの世界
「皆さん、こんにちは。角野鉄工所専務の角野です。2001年、大学の卒業とともに、大手自動車販売会社に就職し、2002年、スノーボードを取り扱う会社に転職しました。そこでは、旅行事業部の新設に参加し、ホームページでの集客も勉強しました。
2005年、(株)角野鉄工所に就職して、機械加工のオペレーターとして従事しました。また、仕事の傍らで、ホームページを開設しました。
角野鉄工所は、創業から50年あまりの間、産業機械治具、部品などを中心に多品種小ロットを得意とした営業を行っています。」
その後、旋盤・フライス盤の説明が続き、「私が参加して、インターネットでの客先拡大を図りました。現状変化させたいという強い希望がありました。自分たちでメークしてできる仕事はないかと考え、コンピューターでの交流で、自社のもっている技術を活用できる場を探しました。
異業種交流など製造業以外で様々な交流がされている情報源では、お互いが接点を見つけて、協力し合っています。
私は、同業種交流もやってみたいと思っています。
カスタマーズパーツの制作依頼がありました。この制作で、アイディア次第では、他のところにも使えることが実証されました。
また、花瓶の制作依頼もありました。長尺のものは、二本継ぎで可能と判断して、螺子加工とパッキンで、漏れ防止が可能となりました。繋ぐことで、色んなバリエーションに広がりました。高さの長いものでは、繋ぎと色の変化ができました。そこには熱処理で、いろんな着色も可能となりました。このようなモノづくりの発送の展開ができ、イメージを膨らませることができました。
商品につながりませんが、技術の維持として作り続けていき、年に1回は展示会へ出品したいと考えています。それが我々の現状です。将来的には、アメリカ市場へと広がればと思っており、やり続けていく覚悟です」と結ばれました。
Written by マロンさん