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田中家住宅鋳物工場・主屋
田中家は、古くから、旧河内国枚方村(現枚方上之町)で鋳物業を営んだ家です。江戸時代を通じて近隣の人々が日常生活に使う鍋・釜や農具のほか、寺院の梵鐘などを鋳造しました。明治以降、日本各地に近代工場がつくられてからも伝統技術を守って営業を続けましたが、昭和35年頃に廃業しました。 枚方市では、田中家から鋳物工場・主屋の寄贈を受け、現在地に移築復原し、全国でも珍しい鋳造関係の専門資料館として整備しました。鋳物関係の展示のほか昔の生活道具などを展示し、平成20年度にオープンした同館体験工房では、鋳造・七宝・彫金等の講座を開催するほか、サークル活動に利用されています。
鋳物工場は昭和48年に、主屋は昭和50年に大阪府指定有形文化財に指定されています。 -
枚方市杉の「農業体験と農園料理」
田畑や池、竹林など豊かな自然に囲まれた総面積1万坪以上の農耕の園。飼育しているロバの糞を発酵させ堆肥化することで健康で元気な畑作りをしています。花や野菜でいっぱいの園内では、散策や収穫体験、動物達ともふれあえます。敷地内には、本館があり、古材を活用した田舎風家屋、代官屋敷の材木でつくったこだわりの部屋、京都の二条の酒屋を移築した大広間があり、園内で栽培・収穫した季節の野菜・山菜・果物等を中心とした農園料理(野菜が主役の農園会席、農家の地鶏鍋、お煮しめビュッフェ付き農園のお弁当 など)が楽しめます。
近隣の遊休農地を活用し、野菜づくりのカルチャースクール「体験農園」も実施しています。初心者でも指導を受けながら除草剤や化学肥料を使わない安全で安心な野菜づくりを楽しみながら学べます。道具や肥料もすべて用意されており手軽に、手ぶらで始められるのも魅力のひとつ。 -
枚方市農業まつり
枚方市農業まつりは、地元産米「ヒノヒカリ」や「しあわせのれんげっ娘」の特売、地元の新鮮な野菜の直売や地元産のお米のすくい取りなどを行っています。
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枚方市農産物年末直販会・大阪エコ農産物販売会
多くの消費者に新鮮な農産物、大阪エコ農産物の良さを知ってもらうために、販売会を毎年年末に開催しています。お正月の準備にも是非。
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東京第二陸軍造兵廠香里製造所第3汽鑵場煙突
戦争につながる建造物を後世に残し平和のモニュメントにしようと、昭和59年(1984年)に香里製造所の煙突は、永久保存されることとなりました。
この煙突は、宇治火薬製造所から運ばれてきた湿った火薬をスチーム熱で乾燥させるために建てられたものです。
戦後、旧香里製造所は香里団地に生まれかわりましたが、計画外にあった煙突は撤去を免れ、上下水道局妙見山配水池の敷地内に残っています。
※通常、敷地内は立入禁止となっていますが、年に数回、見学イベントを開催しています。 -
レンゲ栽培田とレンゲ栽培米
レンゲ栽培米とは、収穫後の田にレンゲ草の種を播き、春、花が咲いてから鋤き込むことで田を肥し、有機肥料として利用することで施肥料を軽減した米です。開花期の4月には、レンゲの花の景観も楽しめます。
レンゲ栽培米は、JA北河内が「れんげっ娘」の愛称で販売されました。
平成19年度から、大阪エコ農産物の認証を得た「エコレンゲ米」の試験栽培も実施され、平成22年度からは、JA北河内が「しあわせのれんげっ娘」として商標登録し販売しています。 -
伝アテルイ・モレの塚
日本紀略によると、西暦802年7月、蝦夷(東北地方の陸奥)を支配下におさめるために朝廷から派兵されていた坂上田村麻呂は、降伏した蝦夷の首長「阿弖流為(アテルイ)」と「母礼(モレ)」の二人を連れて帰還し入京しました。首長二人の処置は公卿間で論議が戦わされた結果、田村麻呂の助命の訴えは聞き入れられず、河内で斬られたとされています。場所については特定されていませんが、宇山村とする説があります。
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王仁(わに)公園
日本に初めて論語を紹介した人と言われる、百済の人王仁博士の墳墓と伝えられる「伝王仁墓」にちなんでつけられた公園です。
公園は枚方市立公園の中では一番広い公園であり、プール(50mプール、流水プール、造波プール、幼児プール)のほか、テニスコートやグランドの設備が備えられています。 -
コスモスの里「伝統的な農村集落」穂谷
穂谷地区は、枚方市の東部に位置した農業振興地域です。大都市近郊にもかかわらず、環境省の「モニタリングサイト1000」に選ばれるなど豊かな自然に恵まれた地域となっています。毎年、約2haの農地に景観形成作物(コスモス、ひまわり)が花を咲かせており、9月下旬から11月上旬にかけて、「コスモスの里穂谷」として圃場を無料で一般開放しています。期間中は、コスモスの花摘みが楽しめます(花摘みは有料)。
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継体天皇樟葉宮跡伝承地
日本書紀によると、越前の三国から迎えられた、後の継体天皇は西暦507年に樟葉で即位し、5年にわたり宮を営んだとされています。樟葉宮は交野天神社の末社、貴船神社の鎮座する丘辺りと伝えられています。重要文化財である交野天神社本殿からさらに奥へ進むと、自然林に囲まれ、厳かな空気に包まれます。