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枚岡神社(ひらおかじんじゃ)
河内国一之宮として知られる古社。毎年初めにその年の豊作・凶作を小豆粥を使って占う粥占神事が行われ、秋に行われる秋郷祭では、多くの太鼓台が宮入し、華やかで勇壮です。
また近隣の枚岡梅林では2月から3月にかけて約500本の梅が咲き誇り、府内随一の梅の名所として賑わいます。 -
樟徳館(旧森家住宅)(しょうとくかん)
樟徳館は、樟蔭高等女学校(現在の樟蔭学園)を設立した森平蔵氏が、私邸として建築した広大な近代和風建築物で、その敷地は、東洋一といわれた帝国キネマ長瀬撮影所の跡地を、昭和5年に撮影所が焼失した後、森氏が入手したものです。全国の銘木を蒐集し、7年の歳月をかけて昭和14年に完成。昭和10年代当時の活気ある大阪の空気感を今も残しています。樟徳館を含む長瀬川沿いの菱屋西のまちなみは、「大阪まちなみ百景」にも選ばれています。
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河内木綿(かわちもめん)
大和川の付け替えによりできた土地が綿産業に適していたため、河内の産業として、全国的に知られるようになりました。しかし、明治時代に入り紡績機械の出現や外国綿の輸入によって姿を消しました。その河内木綿を復活させようと鴻池新田会所のボランティアや河内木綿コットンクラブなどによって、市内数箇所で栽培され、糸紡ぎや糸繰りなどを行いランチョンマットなどの製品を作っています。
また、石切参道にある「河内木綿はたおり工房」では、綿繰り、糸紡ぎ、機織りなどを自由に見学でき、河内木綿を使用した小物作り体験などができます。 -
稲田もも(いなだもも)
近世に稲田地域の7割が桃林があったと言われていましたが、その後洪水や河内木綿に押されほとんど姿を消しました。平成11年に市民で構成されている楠根リージョンセンター企画運営委員会で地域の特性を活かしたまちづくりを推進していくものとして、再生栽培に取り組んでいます。植樹している第2寝屋川沿いは普段高い堤防に囲まれ、暗い印象ですが、春になるとあたり一面桃色に染まり散歩する人でにぎわいます。
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全国高等学校ラグビーフットボール大会
全国高等学校ラグビーフットボール大会は、毎年12月末から翌1月にかけて東大阪市花園ラグビー場で開催される高校生ラガーの全国大会であり、高校ラグビー界では、「花園」は同大会を意味する言葉として用いられています。開催期間中は全国から集まる高校生ラガーやラグビーファンにより周辺はたいへんな賑わいをみせます。
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枚岡公園(ひらおかこうえん)
春になると観梅、桜まつり、初夏には新緑の美しさ、夏には昆虫採集、秋から初冬にかけては紅葉を楽しみながらのハイキングと四季を通じて自然を満喫することができます。春には公園の入口から約500mの園路に桜がトンネルを作って来園者を招き入れ、また桜園路を登ってきた所にある花広場にはサクラ・サザンカ・アジサイなどが周辺を彩り、その中にある花壇は四季の草花が楽しめます。展望台からは大阪平野が一望でき、気象条件の良い時には大阪湾は元より北摂連山や六甲の山並から明石海峡大橋を経て淡路島まで展望することができます。
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鴻池新田会所(こうのいけしんでんかいしょ)
鴻池新田会所は江戸時代に豪商鴻池家が開発した、新田の管理・運営を行った施設で、近代的な市街化が進んだ東大阪市周辺に残る数少ない歴史的建造物群のひとつです。10,662㎡の敷地は国の史跡で、本屋、屋敷蔵、文書蔵、米蔵、道具蔵と江戸時代の本屋座敷の棟札、米蔵の御札は重要文化財となっており、伝統的な建物群と庭園が残されています。
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暗峠(くらがりとうげ)
暗越奈良街道の雰囲気を残す石畳の国道。かつては難波から河内を通り大和に至る古道でした。「暗がり」の名称は、樹木が鬱蒼と繁り、昼間も暗い山越えの道であったことからといわれています。峠付近には、小さな集落に茶店が数軒あり、また道脇には石仏も多く見受けられるなど、歴史を感じさせる風情があります。松尾芭蕉が大坂へ向かう途中、この峠で「菊の香に くらがり登る 節句哉」という重陽の節句にちなんだ句を詠んだといわれています。「大阪まちなみ百景」「日本の道100選」に選ばれています。
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安岡正篤旧宅(やすおかまさひろきゅうたく)
安岡正篤氏は、「金鶏学院」を創立して東洋先哲の学を講じ、戦前戦後を通してわが国のリーダー達に大きな影響を与えました。特に戦後は、吉田茂、池田隼人、佐藤栄作など各宰相の相談役として活躍。「終戦の詔勅」の草案に筆を入れ、現在の元号「平成」の案策定にも関わった、大阪が生み出した行動派知識人の代表的な一人です。
「安岡正篤旧宅」は、同氏の孔舎衙小学校、四條畷中学校(現四條畷高校)在学時の居宅。周辺地域は上田秋成や谷崎潤一郎ともゆかりがあり、同氏は多感で、基本的な教養を習得する時期をここで過ごしたことになります。 -
東大阪市役所総合庁舎からの夜景(ひがしおおさかしやくしょそうごうちょうしゃからのやけい)
東大阪市役所庁舎の22 階は、地上約100 メートルからの眺望が楽しめる展望ロビーです。真下に眺めることができる東大阪ジャンクションの景色は「日本夜景遺産」にも認定され、多くの写真愛好家が訪れています。