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牛頭山 龍泉寺(こずさん りゅうせんじ)
参道奥には鎌倉時代中期に建てられた朱塗りの仁王門があり、昭和36年に重要文化財に指定されています。また、境内北西には昭和56年に史跡名勝天然記念物に指定された「龍泉寺庭園」があります。この庭園は、浄土式庭園で、南北朝時代以前の影響を伝える造りとなっています。
伝説によると、蘇我馬子が村人のために池の悪龍を退治しましたが、村の水源が枯渇してしまいました。その後村に弘法大師が訪れて、池に向かって祈ると、7日目の夜に雨が瀧のように降り、池に清水が満々と満ちて井戸にも水が湧くようになりました。このとき大師は、池の端に寺やお堂を建て、龍泉寺と名づけたと言われています。 -
約100万年前の哺乳類の足跡化石と化石林
1989年の夏、本市の中央を流れる石川の河床で大阪府立富田林高等学校理化部の調査によって約100万年前の大形哺乳類(アケボノゾウ等)の足跡化石と化石林が発見されました。これらの石川の化石群は大阪府内では、現在露出している地層で観察可能なものとしては唯一のもので、極めて貴重なものです。
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宮本順三記念館 豆玩舎 ZUNZO(みやもとじゅんぞうきねんかん おまけやずんぞ)
元グリコのおもちゃデザイナーとして知られる宮本順三氏に関する資料を集めた記念館。同氏が世界中を旅し集めた民芸品や、日本の郷土玩具、グリコのおまけなどの小さなおもちゃを展示しており、同氏がグリコでおまけのデザインを始めた昭和10年代、戦後混乱期の大阪の空気感が小さなおまけを通して伝わってきます。また同氏は画家としても数多くの作品を遺しており、各地の公共施設に寄贈されています。その他、おもちゃづくりのワークショップ等を館内外で積極的に行っており、子どもから大人まで楽しみ交流することのできる空間となっています。
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大阪樟蔭女子大学田辺聖子文学館(おおさかしょういんじょしだいがく たなべせいこぶんがくかん)
作家・田辺聖子さんの母校である大阪樟蔭女子大学(旧樟蔭女子専門学校)が、学園創立90周年を記念して開設。同大学図書館の一階にあり、田辺作品に関する紹介だけではなく、その人生や夢の世界、温かい人間性など田辺ワールドに触れることのできる空間となっています。田辺氏の作品を約450冊並べた文学ウォールや実際の書斎を再現したコーナーなどがあります。
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司馬遼太郎記念館(しばりょうたろうきねんかん)
作家・司馬遼太郎氏の自宅と建築家・安藤忠雄氏の設計による建物からなる。司馬氏の書斎が生前のまま保存されており、また館内の大書架には約2万冊の蔵書が壁面に並ぶ、まさに司馬氏の精神が感じられる空間であると言えます。
第22回大阪まちなみ賞の大阪府知事賞を受賞。最寄駅からのアプローチの一部では道路舗装が石畳などで美化されており、また司馬氏の命日である「菜の花忌」の時期には記念館周辺のまちが色鮮やかな菜の花で彩られます。
(写真の転用は固く禁じられています。) -
モノづくりのまち高井田(ものづくりのまちたかいだ)
モノづくりのまちとして全国的にも有名な東大阪市の中でも、高井田地域は最も工業の集積密度が高く、また東大阪市立産業技術支援センターも立地し、「技術の地域診療所」として技術支援に取り組んでいます。一方、高井田地域は、交通アクセスの良さから工業地のみならず住宅地としての性格も有します。
平成19年5月、住民・企業が中心となり「高井田まちづくり協議会」が結成され、土地利用のルール作りなど、企業・住民が相互に安心して操業・居住できる「住工共生のまち」を目指した取り組みがなされており、全国的にも注目を浴びてきました。
このように、高井田地域は、「まち」としても個性があるとともに、そこで生活する住民や企業が一体となった活動が展開されている魅力的な地域です。 -
ひょうたん神輿と瓢箪(ひょうたんみこしとひょうたん)
瓢箪山を「ひょうたんでいっぱいに運動を実施中」地域の小学校や地域の方々で栽培した各お店(商店街の店頭)に飾っています。ひょうたん神輿は毎年稲荷神社の初午祭に小学校3校幼稚園児童が神社から商店街までを担ぎ多くの人で賑わっています。
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東大阪市役所周辺エリア(ひがしおおさかしやくしょしゅうへんえりあ)
東大阪市役所の庁舎は22階建ての現代建築で、市のシンボルとなっています。
また、隣接する大阪府立中央図書館は大阪まちなみ賞を受賞したこともある優れた建築物で、モノづくりの総合支援施設であるクリエイション・コア東大阪とあわせ、市役所一帯は洗練された緑と都市の空間を形成しています。 -
大阪府民の森 なるかわ園地(おおさかふみんのもり なるかわえんち)
山麓の近鉄各駅からアクセスの良い立地にある面積160haの自然公園施設。園地内にはクヌギやコナラのほか、ヤマザクラ、コブシなどが植えられ、四季の移り変わりを味わうことができます。特にサクラやヒラドツツジの植栽地は春にすばらしい景観を呈し、秋の紅葉も美しい。暗峠の下から鳴川峠を越える広大な広がりを持つこの園地は、標高520mの最高地点のところにぼくらの広場があり、大阪平野から大阪湾、六甲の山並み、遠く淡路島などの大パノラマを楽しむことができます。 また、この「ぼくらの広場」に隣接して生駒山の自然などについて学習ができる「森のレストハウス」があります。なるかわ園地のアクセス道にもなっているらくらく登山道は、お年寄りや車イスの方が自然とふれあうことのできる施設です。
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大阪府民の森 ぬかた園地(おおさかふみんのもり ぬかたえんち)
山麓の近鉄額田駅からアクセスの良い立地にある面積62haの自然公園施設。約1,500mのつづら折りの遊歩道に沿って、幻のアジサイとされていた「シチダンカ」をはじめ30数品種を越える約2万5千株が植栽された「あじさい園」は、府内でも最大の規模を誇り、例年、ヤマボウシの花が終わる6月の中旬から7月の中旬まで多くの来園者を楽しませています。あじさい園に隣接して野草園があり、そこのデッキからは大阪平野の眺望を楽しむことができます。また、初夏にはウグイスやホトトギスが鳴き、時にはヤマドリやホンドリスも見られるなど、自然とのふれあいが楽しめる場所です。