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泉州キャベツ
冬キャベツとよばれる泉州キャベツは大阪の代表的な味「お好み焼き」に欠かせない材料です。現在の主力品種は「松波」で、ずっしりとした重み、しっかりと詰まった葉、そして甘みも強いため、市場で高い評価を受けています。ロールキャベツやサラダなどの料理、漬け物、鍋の材料として、などなど幅広い用途に使われています。
12月以降、冬の泉州地域にはキャベツ畑が広がり風物詩となっています。 -
泉州水なす
泉州特有の作物で、主に岸和田市以南の地域で盛んに栽培されています。江戸時代初期から栽培されていると言われ、泉佐野市上之郷近辺が発祥地と考えられています。他のなすに比べて、水分が多くて柔らかく、独特の甘みを持つため生で食べることができ、昔は、農家が農作業中ののどの渇きを生の水なすで癒したとも言われています。
ぬか漬け、液漬けなどの漬け物が絶品で、全国各地に出荷されています。大阪を代表する農産物であり、全国的な知名度を得るようになってきました。 -
紅ずいき
ずいきとはさといもの葉柄のことで、さといもの栽培が盛んな泉州地域などではずいきの栽培も盛んです。
古血を洗うといういわれがあり、出産後の産婦に食べさせて体力の回復を願う習慣があります。今では、カルシウム、カリウムなどのミネラルや食物繊維が多い健康・ダイエット野菜としても注目されています。
さといももそうですが、傘のような紅ずいきの大きな大きな葉が田んぼに並ぶ光景は壮観です。7月から8月にかけてが旬で、夏の風物詩ともいえる野菜です。 -
大阪ふき
大正時代に中河内郡から貝塚市に導入されたのが泉州地域での栽培の始まりと言われています。昭和のはじめに、愛知県から新しい品種が導入され、その後、東の愛知、西の大阪貝塚と言われるほどの産地が形成されました。
栄養繁殖をするのでウイルス病に困っていましたが、府の農林技術センター(現府環境農林水産総合研究所)が新しい品種を育成、横山元知事の命名で「のびすぎでんねん」という愛称になっています。 -
泉だこ(大阪湾産ゆでだこ)
大阪湾のタコは、餌にエビやカニなどを豊富に食べているため甘みが強く、また、穏やかな潮流で育っているため、食感も非常に柔らかいことがウリです。
泉だこは、泉州沖で獲れるマダコをボイルしたものです。 -
大阪みつば
貝塚市を中心に水耕栽培で周年出荷が行われています。早春を告げる香りと歯ざわりが特長で、カロテン、カリウム、食物繊維が豊富なセリ科の野菜です。
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大阪もも
主に、岸和田市と河内長野市に産地があります。栽培の歴史は古く、宝暦6年(1756年)には羽曳野丘陵で栽培されていたことが確認されており、現在の東大阪市稲田や大阪市桃谷も産地でした。
現在は都市近郊の立地を活かした、完熟ももとして直売が人気です。 -
大阪たけのこ
大阪では、主に泉州地域の山間部で生産が盛んですが、北摂地域(島本町)でも生産されています。江戸時代に中国から九州、大阪豊能郡へと導入され、後に三島郡・京都南部、河内・和泉地方に広がったのが日本のたけのこ栽培のルーツで古い歴史を持っています。手入れの行き届いた柔らかい赤土からできる朝採りのたけのこは絶品です。
たけのこは自然にできたものを採るだけでなく、高度な栽培技術を要します。 -
泉州弥生の郷
池上曽根遺跡は、日本を代表する弥生時代の大集落の跡であり、総面積は60万平方メートルにおよぶと推定され、全国でも代表的な弥生時代の遺跡として広く認められています。遺跡を保存するために、史跡公園として保存されており、復元された建物を見学できるほか、弥生時代の体験学習ができる施設(池上曽根弥生学習館)があります。また史跡公園の南側には、日本で唯一の弥生時代を専門とする博物館である大阪府立弥生博物館が隣接しており、弥生時代を学び、・体感することがきできます。
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大阪みかん
泉州や南河内地域の丘陵部は、古くからコクのある味の良いみかんの生産が盛んです。
大阪府の柑橘類の栽培の歴史は鎌倉時代末期まで遡るといわれています。その後、相当規模の柑橘類が栽培されるようになったのは、うんしゅうみかんが約200年前に導入されてからといわれています。
南河内や泉州地域では冬には、農産物直売所の主力品目として売られています。みかん狩りの観光農園もあり、府民にも身近な農産物です。