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泉州あなご(せんしゅうあなご)
大阪湾で漁獲されるアナゴには、マアナゴとゴテンアナゴがありますが、味はマアナゴのほうが美味で、寿司やかば焼きにして食されます。1本丸ごと天ぷらにし、青葱としょうゆだけで食べるのが泉州風です。
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大阪ねぎ
ねぎは白ねぎと青ねぎに大きく分かれます。西日本では、緑の葉を利用する青ねぎが好まれてきました。大阪は古くからのねぎの産地で、現在の難波周辺で栽培されていた難波ねぎが、京都の九条ねぎの原種ともいわれています。もともと冬の野菜で、寒さにあたると風味を増します。
中国を原産とするねぎが大阪へ渡来し、難波ねぎとなったと言われています。それが京都で九条ねぎに、江戸では千住ねぎとなったそうです。「鴨なんば」の語源とも言われているように、今では痕跡すら残っていませんが、難波周辺が一大産地でした。
最近では、カットねぎ向けの需要で生産が増ています。 -
関西国際空港
泉佐野市・田尻町・泉南市にまたがる国際空港であり、人工島の上にある海上空港として建設されました。略号は、KIXといい、平成6年9月4日の開港当初は、3500m級滑走路1本のみで運用していましたが、平成19年8月に4000m級の第二滑走路が供用開始され、国内初の24時間運用可能な国際標準空港となりました。
関西空港は、単なる空港施設機能だけでなく、展望ホールや年間を通じたイベントの開催など、楽しさ満載の施設です。国際線出発ロビーとなる4階フロアの屋根の造りが面白く、造形作家の作品が天井にゆったりと泳いでいるのを見ることができます。 -
マーブルビーチ
丸い大理石を敷き詰めた海岸は日本の夕陽百選や恋人たちの聖地に選定された、ロマンチックな親水ゾーンです。関西国際空港の明かりが目立ち始めるサンセットタイムは、夕陽と離着陸の飛行機で幻想的な空間を創り出し、若者に人気のある新しいスポットとなりつつあります。
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ガッチョのから揚げ
泉州では、ネズミゴチやハタタテヌメリなどを「ガッチョ」と呼び、唐揚げ、天ぷらにして食べます。特に「ガッチョの松葉揚げ」は泉州名物になっており、ぽん酢で食べるとおいしいと評判です。
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鱧すき(はもすき)
鱧とたっぷりの玉ねぎを一緒にしょうゆ、みりん、出汁ですきやきのように煮込む地元料理です。
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しゃこ
特有の旨味があり、この地方では押し寿司のネタとしても使われています。祭りの時期には塩ゆでして、そのまま殻をむいて食べます。
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ワタリガニ
別名「ガザミ」と呼ばれますが、泉州では一般に「わたり」と呼ばれ、茹でたものがよく食べられています。
おいしく食べるには身よりも「ミソ」を食べるのがミソです。 -
フカの湯引き(ふかのゆびき)
湯切りまたは切り身にしたサメを湯引いて酢味噌、からし酢味噌、梅肉、山葵醤油などに付けて食べます。湯引きにするとサメのアンモニア臭が緩和され、白く淡白な肉になります。
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じゃこごうこ
水なすの古漬を塩出しして、海老じゃこと一緒に煮たもので、泉州では一般に食卓にのぼる常備菜です。