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造幣局本局
造幣局は、近代国家としての貨幣制度の確立を図るため、明治新政府によって現在の地(大阪市北区)に創設され、明治4年(1871年)4月4日に創業式を挙行して以来、約140年近くの長きにわたり、貨幣の製造を行っています。
当時としては画期的な洋式設備を導入し、欧米文化移植の先駆者として、我が国の近代工業及び文化の隆盛に重要な役割を果たしたとされています。
工場見学では、貨幣工場内にある見学者専用の通路を歩きながら、ガイドの案内で各製造工程を見学することができます。(事前予約制)。見学通路から見えにくい箇所にはモニターを設置して、より分かりやすく見学できるようになっています。
[工場見学]月曜日~金曜日の1日6回。(2ヶ月前の月初めより10日前までにお問い合わせください。) -
造幣局 桜の通り抜け
明治16年に始まった「桜の通り抜け」は、毎年4月中旬頃の1週間、桜の開花時期にあわせて、造幣局構内の旧淀川沿いの全長約560mの通路が開放されます。
現在構内にある桜は、関山、普賢象、松月、紅手毬、芝山、黄桜、楊貴妃など約120品種、約370本を数えます。その多くは遅咲きの八重桜で、満開時には桜の様々な色が重なり合い、その美しさはたとえようがありません。また、紅手毬、大手毬、小手毬、養老桜などは、他では見られない珍種と言われています。
100年以上の歴史を経た今もなお、浪速の春の風物詩として、大阪府民をはじめ、国内外からの多くの花見客で賑わいます。 -
願得寺本堂とギャラリー朋庵
真宗大谷派・願得寺本堂は大阪府指定文化財となっており、浄土真宗系寺院本堂形式の初期的な数少ない遺構であり、そこで営まれる法要儀式、荘厳、法話も伝統的な形で現在まで伝えられています。
特に報恩講での声明、仏花・親鸞聖人絵伝等の荘厳、親鸞聖人御伝鈔拝読とその解説は、貴重な宗教的かつ伝統文化的遺産といえます。(報恩講法要:毎年11月7・8日)
朋庵は国指定の登録文化財である山門を中心とした寺院表門構えの一部、門長屋をギャラリー形式の空間に改修再生したもので、願得寺が有する貴重な浄土真宗の歴史(特に蓮如、実悟等)に関する資料展示、住職の個人コレクション展示等を法要時に合わせて、またその他にも一般の個展等も適時開催されています。 -
大阪府指定無形民俗文化財「貝塚の東盆踊り」
東盆踊りは、貝塚市東地区で行われています。その起源は、宗教行事である報恩講(浄土真宗の各寺院で開祖親鸞の忌日に行われる法要)に求められるようです。
踊りは輪踊りで、テンポがゆるやかで、そのしぐさは優雅な印象を与え、手ぶりのしぐさから「念仏おどり」の一種ともいわれています。音頭は三拍子で、独特の節まわしに加え、口説きの種類も多く、太鼓やカネなどの鳴り物を一切用いないのが特徴で、伴奏には三味線、胡弓、大正琴、尺八などが使用されます。また、毎年工夫を凝らした仮装がみられるのも特徴的です。
1993(平成5)年11月24日付で大阪府の無形民俗文化財に指定され、現在は貝塚市東盆おどり保存会が組織され、当日の運営などについては運営委員会が行っています。 -
ナヤ・ミュージアム(なや・みゅーじあむ)
家伝では中世にさかのぼる旧家で、家業の施薬に加え、江戸時代を通じ大庄屋として小出藩代官も務めていました。この建物は江戸時代後期に本家より分家し通称「東兒山」と称されている住宅です。2002年に国の登録有形文化財になりました。その保存と活用のため、市民の手によるミュージアムづくりが2004年から始まり、「つくって学ぶ、作って楽しいミュージアム」をコンセプトに「ナヤ・ミュージアムの会」が中心となって、門長屋、納屋棟、蔵、隠居棟などを補修するほか、資料保存、調査、研究、展示、学習活動を行っています。
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三色彩道(さんしきさいどう)
三色彩道は、阪急北千里駅の北側を東西にのびる並木道です。春は新緑、秋は黄葉、初冬には深紅と三つの色に彩り、見事に季節ごとにその道を彩ってくれる樹々たちにちなんで、三色彩道の愛称が付きました。特に秋には、駅東側のタイワンフウ、アメリカフウ、トウカエデの街路樹が美しく色づき、市内でも随一の紅葉の名所となっています。また、付近にある水遠池やピアノ池では水辺の植物やそこに集う野鳥にも出会えます。
※ 付近は駐車禁止です。公共交通機関をご利用ください。
※ 車道での写真撮影は大変危険ですので、ご遠慮ください。
※ 沿道住民への迷惑とならないよう、お願いします。 -
府営 せんなん里海公園
自然環境が整い風光明媚な人工海岸としては別格の海浜公園です。よく晴れた青空の下で、関空から飛行する機影を遠望しながら潮騒を聞くと、気分爽快で癒しには最適です。また、公園から見られる夕日は「日本の夕日百選」の認定を受けており、幻想的な雰囲気も味わうことができます。
公園には全国でも稀な常設のビーチバレー・ビーチサッカーのスタンド(潮騒ビバレー)や、子供達が楽しめる遊戯施設が整い、遊歩道沿いにはトイレが便利良く配置されています。 -
KIX泉州国際マラソン
関西国際空港の開港を契機に、地元9市4町が一つになって広域行政の推進及び泉州地域の活性化、国際化を目的とした、地域を代表するフルマラソン大会。堺市(浜寺公園)をスタートし、高石市・泉大津市・忠岡町・岸和田市・貝塚市・田尻町・泉南市を経由、泉佐野市(りんくう公園)をゴールとする42.195㎞の日本陸上競技連盟公認コースです。
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泉州あなご(せんしゅうあなご)
大阪湾で漁獲されるアナゴには、マアナゴとゴテンアナゴがありますが、味はマアナゴのほうが美味で、寿司やかば焼きにして食されます。1本丸ごと天ぷらにし、青葱としょうゆだけで食べるのが泉州風です。
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大阪ねぎ
ねぎは白ねぎと青ねぎに大きく分かれます。西日本では、緑の葉を利用する青ねぎが好まれてきました。大阪は古くからのねぎの産地で、現在の難波周辺で栽培されていた難波ねぎが、京都の九条ねぎの原種ともいわれています。もともと冬の野菜で、寒さにあたると風味を増します。
中国を原産とするねぎが大阪へ渡来し、難波ねぎとなったと言われています。それが京都で九条ねぎに、江戸では千住ねぎとなったそうです。「鴨なんば」の語源とも言われているように、今では痕跡すら残っていませんが、難波周辺が一大産地でした。
最近では、カットねぎ向けの需要で生産が増ています。