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四天王寺周辺のまちなみ
四天王寺は聖徳太子により建立されましたが、空襲により、中心伽藍をはじめ重要な建物のほとんどが焼失しており、現在の伽藍は戦後昭和38年(1963年)頃までに再建されたものです。四天王寺への参道の商店街には、佛具屋、うどん屋、扇子屋、漬物屋、饅頭屋などが軒を並べています。毎月21日のお大師さんの日には、老若男女が参詣し、境内には露店も並び、参拝客を相手に店先は賑わいをみせます。「四天王寺周辺のまちなみ」は、平成18年(2006年)度に府民投票をもとに「大阪まちなみ百景」に選定されています。
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心斎橋筋商店街
心斎橋の名は、江戸時代初期に岡田心斎が長堀川に掛けた橋に由来します。御堂筋の東側に平行に走る心斎橋筋は、江戸時代からの老舗も多数残る、由緒ある大阪の代表的な繁華街です。アーケード付きの商店街は南北に1.2kmにもおよび、百貨店、ファッションビル、有名ブランドビルなど新旧の店がぎっしりと軒を連ねています。南は、戎橋商店街からなんばウォーク商店街に、北は、クリスタ長堀に通じ、買い物に食事に満足できます。歴史を持つ一方で、新しい文化発信拠点であり、活気があり人並みの絶えない賑わいのまちである。「心斎橋筋商店街」は、平成18年度に府民投票をもとに「大阪まちなみ百景」に選定されています。
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新世界界隈のまちなみ
明治36年に開催された第5回内国勧業博覧会が新世界の基礎と言われています。博覧会跡地の払い下げ用地の北半分にパリに見立てた放射状3方向の通りを配し、中央部にエッフェル塔を模した塔「通天閣」が建てられましたが、戦争により焼失しました。その後、通天閣を復興しようとの地元の声をきっかけに昭和31年に2代目「通天閣」が再建されました。
近年では、映画やドラマの影響によりテレビ番組で紹介される機会が増え、全国に新世界の名が知られるようになりました。また、2000年代頃から多くの串カツ店や飲食店が立ち並びはじめました。
新世界は関西国際空港からのアクセスも良く、外国人観光客が年々、増加しており、大阪を代表する観光地として連日にぎわっています。
「新世界界隈のまちなみ」は、平成18年度に府民投票をもとに「大阪まちなみ百景」に選定されています。 -
水晶橋周辺のまちなみ
かつて「八百八橋」といわれた水の都も、高速道路が建設されその姿は大きく変貌しました。御堂筋に最初に架かる大江橋から眺める水晶橋は、アーチを描く橋と欄干が水面に美しく映え、機能的な高速道路とは対照的で水の都であることを感じさせてくれます。堂島川の水辺には市役所、中央公会堂が、対岸には超高層マンションが建設され、まちなみがドラマチックに変貌していく姿に目を見張ります。橋と街並み見物のスタートラインとしておすすめします。「水晶橋周辺のまちなみ」は、平成18年度に府民投票をもとに「大阪まちなみ百景」に選定されています。
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西梅田のまちなみ
西梅田の地下街は、赤い円柱と水の音が迎えてくれます。100mに及ぶ滝と、中央の「緑のパティオ」には緑豊かな庭園風の広場が設けられています。地上のプロムナードには四季折々の花や緑があふれ、立体アートが配置され、ベンチやカフェテリアも設けられています。海外の高級ブランドのショーウインドーが並び、豊かで快適なもてなしの空間を演出し、楽しさと安らぎを与えてくれます。「西梅田のまちなみ」は、平成18年度に府民投票をもとに「大阪まちなみ百景」に選定されています。また、大阪まちなみ賞を受賞している建物も数多くあります。ハービスOSAKA(第18回大阪市長賞)、第二吉本ビルディング(第26回建築士会長賞)、ハービスENT(第26回奨励賞)
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大阪城とOBP
大阪の歴史のシンボル大阪城とこれに隣接する超高層ビルのまちOBPは、時代を対峙する象徴的な景観を形成しています。大阪城は、太閤秀吉ゆかりの城ですが、現在の天守閣は昭和6年に市民の寄付で再建されたものです。都市再生の象徴OBPには超高層ビルが林立し、ビジネスだけでなくホテルや洒落たレストランもあり、賑わっています。「大阪城とOBP」は、平成18年度に府民投票をもとに「大阪まちなみ百景」に選定されています。また、大阪まちなみ賞を受賞している建物も数多くあります。ツイン21(第7回大阪府知事賞)、クリスタルタワー(第12回大阪市長賞)、OBP住友生命・近畿銀行ブロック(第13回大阪府知事賞)、大阪東京海上ビルディング(第13回建築士会長賞)、住友生命本社ビル(第24回特別賞)
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大川沿いのまちなみ
水の都を代表する大川は、水を満々と蓄えながら都心部を突き抜けて、静かに大阪湾に注いでいます。川沿いは公園や緑道が整備され、背景には超高層ビルやマンションが建設されているが、ゆったりと流れる川と一体となったまちなみは、都心の喧騒を忘れさせます。春は桜花爛漫、夏は天神祭りの舞台、秋は紅葉と四季折々の美しい景観の素晴らしさを演出してくれ、船に乗りクルージングも楽しめます。川沿いには、市民の手により、桜の植樹が進められており、さらに美しい景観となることが期待されます。「大川沿いのまちなみ」は、平成18年度に府民投票をもとに「大阪まちなみ百景」に選定されています。
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築港赤レンガ倉庫のまちなみ
築港赤レンガ倉庫は、大正12年(1923年)に住友倉庫によって建設された大阪に残る数少ないレンガ建築です。北側の倉庫は2階建て・高さ13m、南側は1階建て高さ・13mですが、倉庫としての役目を終え、現在は大阪市が取得し、管理しています。現在は国際的な芸術活動の拠点としての再生を図っていますが、建物は非公開となっています。赤茶けたレンガの倉庫のまちなみは、重厚で、歴史の重みが感じられる。「築港赤レンガ倉庫のまちなみ」は、平成18年度に府民投票をもとに「大阪まちなみ百景」に選定されています。
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茶屋町のまちなみ
放送局、劇場、ホテル等の近代ビルと共に、若者向けの派手な装いの店舗が軒を連ねています。景観的には、いかにもおしゃれで色彩豊かな個性的なデザインのビルが建ち並び、キタの新しい繁華街として、トレンドを追い求める若者を中心に賑わっています。「茶屋町のまちなみ」は、平成18年度に府民投票をもとに「大阪まちなみ百景」に選定されています。また、大阪まちなみ賞を受賞している建物も数多くあります。山岡メモリアルビル(第3回大阪市長賞)、毎日放送本社ビル、梅田ロフト・茶屋町プロムナード(第11回大阪市長賞)、阪急電鉄本社ビル~アプローズタワーのまちなみ(第14回大阪市長賞)
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中央公会堂周辺のまちなみ
大阪の歴史や文化の香る地域として多くの市民に親しまれているまちなみは、中之島の水と緑に映えて美しいです。大正7年 (1918年)に完成した赤レンガの中央公会堂を中心に府立中之島図書館、東洋陶磁美術館、大阪市庁舎などの現代建築・近代建築がところ狭しと建ち並んでいます。この建物群が川の水や周囲の公園の緑と一体となり、都心のオアシスとして老若男女に親しまれ、その美しい景観は、日曜画家やカメラマンを惹きつけます。「中央公会堂周辺のまちなみ」は、平成18年度に府民投票をもとに「大阪まちなみ百景」に選定されています。