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島本町立歴史文化資料館(しまもとちょうりつれきしぶんかしりょうかん)
JR島本駅前、旧西国街道に面した場所に、平成20年4月に正式開館しました。島本の歴史や文化を学び知る拠点です。すぐ近くにある史跡桜井駅跡整備の一環として昭和16年に建設された記念館「麗天館」の建物を一部改修し、資料館として活用しています。建物は、平成27年に国の登録有形文化財になりました。
常設展では、西国街道を中心に、水無瀬神宮や史跡桜井駅跡など町内の歴史スポットをパネルで紹介するほか、町内で実際に使われた生活用具・農具や、発掘された出土遺物などを展示しています。 -
史跡桜井駅跡史跡公園(しせきさくらいえきあとしせきこうえん)
JR島本駅の東側にある史跡桜井駅跡史跡公園は、古代、中央と地方の連絡のため馬などを備えた駅の跡といわれています。『太平記』によると、延元元年(1336)、足利尊氏の大軍を迎え撃つため兵庫に向かった楠木正成が、途中、桜井の宿(駅)で子の正行(まさつら)に遺訓を残して河内に帰らせたとあります。この伝承は、「桜井の(子)別れ」として後世の人々に広く知られ、絵や詩、歌の題材として多く取り上げられました。駅跡は近代以降整備され、石碑の建立や敷地拡張などが行われました。大正10年には国史跡に指定されています。敷地内には楠公父子の石像や多くの石碑が建ち、楠公にちなんだクスノキの木が生い茂っています。
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たけのこ型の車止め(たけのこがたのくるまどめ)
島本町は、隣接する京都府大山崎町・長岡京市などと同じく、タケノコの産地として知られています。阪急水無瀬駅周辺など町内の歩道には、名産のタケノコにちなんで、「たけのこ型」をしたブロンズ製のポスト(柱)が、車止めや横断防止柵として設置されています。
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関大明神社(せきだいみょうじんじゃ)
関戸明神、関明神社、関戸神社とも呼ばれます。旧西国街道沿い、山城と摂津の国境に位置し、正面東には「従是東山城国(これよりひがしやましろのくに)」と刻んだ国界碑が建てられています。現在は傍らを流れる小川が大阪府と京都府の府境となっています。創建は不祥ですが、祭神は大己貴命・天児屋根命、または大智明神とも伝わっています。古代の関所「山崎関」跡といわれ、平安時代に関所が廃止された後は、貴族や官人の宿泊施設「関戸院」が設けられました。京から西国に下る貴族と見送りの人がこの場所で別れを惜しんだといわれています。本殿は室町時代中期頃に建てられたといわれ、大阪府指定文化財となっています。
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生涯学習フェスティバル(ろうそくファンタジー)
秋の夜長の光の祭典として実施しています。ペットボトル6,000本を加工し、ろうそくを入れて、河川敷、公園、遊歩道に並べる「ろうそくファンタジー」、「星空コンサート」、河川敷にスペースを設けて光のアート作品のコンクールを行う「ペットボトルアートコンクール」、イベントとして定番の「飲食ブース」、いずれも市民による手作りイベントとして、毎年にぎわっています。
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なにわの伝統野菜「鳥飼なす」(とりかいなす)
江戸時代から摂津市の鳥飼地域で広域的に栽培されていた農産物「鳥飼なす」が戦時中には一時栽培が途絶えていましたが、1軒の農家によって鳥飼なすの栽培が再開されました。摂津市は鳥飼なすの保存のため、昭和60年度から保存事業を開始し、平成6年度には農業振興会に保存事業委託をし、摂津市の農産物特産品としての事業展開をしてきています。平成17年度から「なにわの伝統野菜」の承認をいただくと共に、小学校の体験学習指導や小学校・保育所の給食などに鳥飼なすを提供し、地産地消の食育推進など市の食育に貢献しています。
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摂津まつり
摂津のまちの風物詩である摂津まつりは、1976年から広く摂津市民に憩いややすらぎを与え、ふるさと意識を醸成し、市民相互の交流とふれあいを図るための市民まつりとして開催しており、「みんなでつくり上げるまつり」をテーマに様々な団体のご協力によって開催されています。ステージパフォーマンスや盆踊り、夜店の出店があります。毎年たくさんの来場があり、地域活性化の催しの1つとなっています。
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蜂熊山金剛院(はちくまやまこんごういん)
寺伝によると、当初は行基と珍菓の味より名付けられた放光山味舌寺でした。鎌倉時代初頭、この地に賊徒が現れ荒らしたので、本尊の薬師如来に祈念したところ、蜂の群れが出現し賊徒を追い払いました。その折死んだ蜂を埋め供養したのが「蜂塚」です。これより寺名を蜂熊山蜂前寺金剛院(現在は蜂熊山金剛院)とあらためられました。毎年蜂供養がおこなわれ、養蜂関係者の方々が全国から来られます。
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新幹線公園(しんかんせんこうえん)
新幹線公園には、初代0系新幹線車両と電気機関車を展示しております。毎週日曜日の午前10時から12時、14時から16時には車両公開を行っており、車内だけでなく運転席にも入ることができ、ご好評をいただいております。また、公園横には多数の桜が植わっており、春には多くの花見客も訪れ大変な賑わいとなっています。なお、展示している新幹線車両は、昭和44年に製造され、16両編成の先頭車両の1号車として、東京―新大阪―博多間を昭和59年10月27日まで約532万km(地球を約133周する距離)を走り、役目を終えた後、この新幹線公園に来たものです。
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生涯学習フェスティバル(市民のつどい)
生涯学習の実践にはまちづくりが適しているという考えでサミットを行っています。毎年テーマや内容を変え、まちづくりについて議論を行っています。市の主催する「せっつ生涯学習大学」の一部にもなっており、卒業生はまちづくりについてより一層学ばれています。毎年、実施後には「今後はまちづくりに参加しよう」という声が多く聞かれます。