現在の検索条件
-
久安寺(きゅうあんじ)
行基が開創したと伝わる古刹。安土桃山時代には、豊臣秀吉も参拝して月見茶会を開いたというエピソードもあります。今では「花の寺」として、北摂の名所としても定着し、春には新緑を秋には紅葉を見物にと多くの人々が訪れます。また、楼門と阿弥陀如来は国指定の重要文化財です。
-
池田城跡公園
池田城は室町時代から戦国時代にかけて、池田市域一帯を支配していた地方豪族・池田氏の居城です。東門をくぐると一面に日本庭園が広がります。門の右手には平屋建ての武家屋敷風の管理棟などがあります。また、東門の左手には遺構復元コーナーを設けているほか、園内の南側には展望のできる櫓風展望休憩舎があります。休憩舎からは、視界が良ければ神戸・和歌山方面までも望めます。そのほか、池田の歴史などを解説する観光ボランティアもいます。
-
新猪名川大橋(愛称:ビッグハープ)
阪神高速道路における橋梁郡は、その多くが関西国際空港から六甲アイランドまでの間を連絡する湾岸線に位置しており、道路交通上の機能はもとより、独自の力学特性も有し、機能美そのものが橋梁美となるなど、関西の美しい都市景観を形成しています。その中でも「新猪名川大橋」は「ビックハープ」の愛称で親しまれ、五月山からの眺望は雄大な存在感を示しています。
-
服部緑地
昭和25年(1950年)に開設された服部緑地は、吹田市域も含めると総面積126.3ヘクタールの広大な自然公園で、大阪四大緑地の一つに数えられています。
大型遊具のあるこどもの楽園や四季折々の草花に包まれる円形花壇などは休日となると大勢の人で賑わっています。
また、敷地内にはセンチュリーオーケストラハウスや日本民家集落博物館、乗馬センター、陸上競技場、人工芝サッカー場などのスポーツ施設、バーベキュー広場、ウォーターランド、都市緑化植物園もあり、公園の多様性がうかがわれます。 -
名水百選・離宮の水(めいすいひゃくせんりきゅうのみず)
後鳥羽上皇ゆかりの水無瀬神宮の境内には、大阪府内で唯一、名水百選に選ばれた「離宮の水」があります。この名水は、水無瀬川の伏流水を水源とし、昭和60年に環境庁(現・環境省)により「名水百選」に認定されました。島本町の水道水は、この名水と水源の一部を同じくする地下水を約9割使っていて、水がおいしいまちとして知られています。
-
JR島本駅(じぇいあーるしまもとえき)
JR京都線の高槻駅と山崎駅の間に、平成20年3月15日に開業した駅です。駅舎は、ベージュと茶色の落ち着いた色調で、段々になった屋根は、島本の山並みをイメージしてデザインされています。この駅のホームに流れる列車接近警告音には、島本駅オリジナルのメロディが使われています。島本町ではPR活動の一環として、サントリーウイスキーのCMソングとして知名度の高い「人間みな兄弟~夜がくる」(小林亜星氏作曲)のメロディ使用をJR西日本に要望し、実現しました。
島本町内にあるサントリー山崎蒸溜所は、日本初のウイスキー蒸溜所であり、「日本ウイスキーのふるさと」、「名水のまち」をイメージする曲を流すことで、島本町の魅力をアピールしています。駅前には、国指定史跡の桜井駅跡や、町立歴史文化資料館があります。 -
水無瀬川とその流域(みなせがわとそのりゅういき)
水無瀬川は、島本町北端の釈迦岳(しゃかだけ)付近に源流を発し、山間から平野部に至り、まちの中央を流れて淀川に合流しています。古くから歌枕として知られ、万葉集以来、多くの歌に詠まれました。また、この川の伏流水は、名水百選に選ばれた「離宮の水」の水源となっています。
上流の尺代(しゃくだい)には、尺代漁協が運営するあまご・マス釣り場があり、あまご・ニジマス・イワナの渓流釣りが楽しめます。中・下流では川沿いに遊歩道が整備され、春は桜や菜の花、秋は紅葉が楽しめます。下流沿いにの水無瀬川緑地公園は、スポーツ活動や憩いの場となっています。 -
サントリー山崎蒸溜所(さんとりーやまざきじょうりゅうしょ)
寿屋(現サントリー)の創始者・鳥井信治郎は、水がおいしく湿潤な気候で、ウイスキーづくりに適した島本村・山崎の地を選び、日本初のウイスキー蒸溜所を建設、大正13年(1924)から蒸溜を開始しました。島本町は、まさにジャパニーズウイスキーの発祥地です。山崎蒸溜所では、製造工程の見学を行うことができ、年間を通じて多くの人が訪れます。工場内にはファクトリーショップもあり、蒸溜所でしか手に入らないオリジナルウイスキーや、ウイスキー関連のこだわりグッズが揃っています。
-
若山神社(わかやまじんじゃ)
素盞嗚命(すさのおのみこと)をまつり、大宝元年(701)に行基が創建したと伝わる古社です。かつては西八王子社、西八王子牛頭(ごず)天王と称しました。近世には、地元の村の氏神として広く地域の崇敬を集め、現在でも多くの人が参拝に訪れます。
春は桜、秋は紅葉の名所として知られ、山間にある境内からは三川合流地点(桂川・宇治川・木津川の3つの川が合流し淀川となる)や男山を望むことができます。
4万坪の敷地を有する自然豊かな境内にはシイ林などが広がり、大阪府自然環境保全地域、大阪みどりの百選に指定されています。中でも境内に自生する42本のツブラジイの巨樹は、平成14年に大阪府天然記念物に指定されました。ハイキングコースの太閤道(たいこうどう)や大阪環状自然歩道に接し、ハイキング客も多く訪れます。 -
水無瀬神宮(みなせじんぐう)
後鳥羽天皇(上皇)・土御門天皇・順徳天皇をまつっています。後鳥羽上皇は水無瀬の地を愛し、離宮を建ててたびたび御行されました。承久の乱の後、隠岐に移られた上皇の遺志に基づき、上皇に仕えていた水無瀬信成・親成父子が水無瀬離宮跡に御影堂を建て、上皇の霊を祀ったのがはじまりです。明治6年水無瀬宮となり、昭和14年水無瀬神宮と改称されました。客殿、茶室は重要文化財に指定されています。
境内には、大阪府内で唯一名水百選に選ばれた「離宮の水」があります。