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梅田スカイビル周辺のまちなみ
大阪駅の北側に立つと凱旋門状の美しい超高層ビルが眼に入ります。地上173mの空中庭園展望台、昭和初期のまちなみを再現した滝見小路、豊かな緑とせせらぎのサンクンガーデンなどの見所があります。また、空中庭園からは、天気がよければ淡路島を望むことも出来、夕刻、夕陽が、淀川を黄金色に染色に染める景色は、感動的です。「梅田スカイビル周辺のまちなみ」は、平成18年度に府民投票をもとに「大阪まちなみ百景」に選定されています。大阪まちなみ賞(第14回大阪府知事賞)受賞
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平野郷のまちなみ
平野郷は、奈良への交通の要衝で、戦国時代には周囲に二重の堀をめぐらせた環濠都市であり、堺と並ぶ自治都市でもありました。町割りは、大阪夏の陣で消失後、元和2年(1616年)再整備され、現在に至ります。地区内には、大念仏寺をはじめとした古刹が点在し、その間を縫うように戦災を免れた古い民家が随所に残っています。現在は、住民による町おこしとして、「平野町ぐるみ博物館」運動が進められ、イベント等が行われています。かなり広い地域ではありますが、区役所が作成した散策ルートをたよりに、この界隈を散策するのも楽しい。「平野郷のまちなみ」は、平成18年度に府民投票をもとに「大阪まちなみ百景」に選定されています。
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法善寺横丁のまちなみ
織田作之助の小説「夫婦善哉」や歌謡曲でも有名な大阪を代表する繁華街の石畳の路地で、両側に飲食店がひしめき合って軒を並べています。法善寺横丁の中心、法善寺は一日中、線香の煙が漂い、香りがしみついています。水掛不動は、商売繁盛、恋愛成就など様々な願いを込めてお参りの人々が掛ける水でいつも濡れ、苔むしています。一度焼失した際に、法令の制限等で復元困難であったが、関係者の努力もあり、昔のままの風情ある横丁が再建されました。「法善寺横丁のまちなみ」は、平成18年度に府民投票をもとに「大阪まちなみ百景」に選定されています。また、第26回大阪まちなみ賞の特別賞を受賞しています。
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野田のまちなみ
駅前の雑踏から一歩踏み込むと、大正から昭和はじめに建設された家並みが続いています。野田村は、戦国時代は織田信長と対峙し、石山本願寺攻略などで度々戦火に巻き込まれましたが、幸いな事に太平洋戦争の被災は免れたため、戦前の長屋が今も良く残っています。この地域も、老朽化による建替えや大通りに近い場所でのマンションの建設が進められていますが、古いまちなみには、人情味あふれる下町風景が残っています。「野田のまちなみ」は、平成18年度に府民投票をもとに「大阪まちなみ百景」に選定されています。
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淀屋橋周辺のまちなみ
土佐堀川に架かる淀屋橋は、東西に中之島、南北に御堂筋のビジネス街との交点にあり、大阪の経済と文化の鼓動が聞こえるようです。イチョウ並木の両側に整然と建設された日本銀行や大阪市役所、オフィスビルは「天下の台所」現代版です。南向き一方通行の車道の車は、この橋を大河の如く流れています。緑の少ない大阪の市街地であるが、ここに佇むとホッとする空間で、緑に浸りながら、中之島公園や御堂筋の街並みを散策したい気分になります。「淀屋橋周辺のまちなみ」は、平成18年度に府民投票をもとに「大阪まちなみ百景」に選定されています。また、日本銀行大阪支店は大阪まちなみ賞(第3回特別賞)を受賞しています。
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喜連地区
喜連は「キレ」の音も「クレ」の転訛とされ、『古事記伝』以来「伎人郷(くれひとのさと)」、つまり大阪における最初期の渡来人の定住地であることが定説となっています。
喜連は、古代のムラが中世の環濠集落、近世の惣村へと発展していったことを跡づけられる埋もれた遺跡群が再発見されている真っ最中です。数百年を住民の手で守られてきた18体一斉の地蔵盆、今年180年祭が催された古式豊かな修験道の行事などが、今も息づいています。100年を越える寺・蔵・屋敷からなる歴史的街並みが、時代の波に耐えています。豊富な近世文書はこれから発掘・解明に取りかかるところです。いま、その歴史が明らかになりつつある喜連は、正に、村ぐるみ博物館として積極的に保存・深化させるべき、旧くて新しい生きたミュージアムです。 -
天王寺 七坂
上町台地には数々の坂があり、特に天王寺区の坂は歴史的由緒が伝えられています。どの坂も個性と風情があり、また、四季折々の大阪の顔としてみどころがあります。
真言坂、源聖寺坂、口縄坂、愛染坂、清水坂、天神坂、逢坂をいわゆる「天王寺七坂」と呼びます。 -
十日戎(今宮戎神社)
1月9日「宵戎(ヨイエビス)」、1月10日「本戎(ホンエビス)」、1月11日「残り戎(ノコリエビス)(残り福)」の3日間行われ、今宮戎は商売繁盛の神様「今宮の戎(えべっ)さん」として、信仰を集めています。「商売繁盛で笹持ってこい」のお囃子のなか、福娘から笹を授かろうと、3日間でおよそ100万人の参拝者が訪れます。
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平野郷夏祭り(杭全神社)
平野郷は、古くから環濠自治都市として繁栄し、今も昔ながらの景観が多く残されています。
毎年、7月に杭全神社を中心に、「神輿足洗い」「地車町内曳行」「太鼓台巡行」など、勇壮かつ盛大な夏祭りが開催されています。
歴史と伝統を活かし、まちをあげての平野郷夏祭りは一見の価値があります。 -
大阪薪能(生國魂神社)
「大阪薪能」は、天文15年(1546年)に上方芸能発祥の地である生國魂神社のご神前で数万人の観能者を集めて催された演能の故事にならい、大阪が戦後復興に邁進していた昭和32年(1957年)に初回が演能されました。以後半世紀を越えた今もなお大阪の夏の風物詩として生國魂神社の境内で盛大に開催され、邦人のみならず在阪領事館関係者をはじめ、諸外国の方々にも好評を博しています。
開催期間2日間で6番の能と仕舞・狂言という圧倒的なボリュームに加え、公益社団法人能楽協会大阪支部の観世流・金春流・室生流・喜多流による質の高い競演が、大阪の夏の夜を焦がすかがり火とともに観るものを幽玄の世界へと誘います。