館内催し 山田伊射奈岐神社太鼓神輿巡幸(やまだいざなぎじんじゃたいこみこしじゅんこう)
延喜式内社である山田伊射佐奈岐神社の秋の大祭で毎年行われる太鼓御輿巡幸。エッサエッサの掛け声とともに勇壮な姿で練り歩くこの太鼓御輿巡幸は、それに関する文献が保存されていないため年代不詳ですが、吹田市山田に古くから伝わる神事です。
第二次大戦後、若者の減少で巡幸が中止されたときもありましたが、現在は太鼓御輿保存会が中心となって次世代へと引き継がれています。平成10年には、吹田市の無形民俗文化財第一号として登録され、平成18年にはなにわ伝統芸能等功労知事表彰を受賞しました。
ヒノキの白木で組んだ枠に太鼓をロープで吊った「太鼓」は氏子の若手が担ぎます。「御輿」は、昔、中学生が担いでいましたが、現在は、小学生が引っ張って「太鼓」の後からついて行きます。「太鼓」に乗る子供は「乗り子」と呼ばれそれぞれの地区から小学4年生の男の子が選ばれます。乗り子は地面に体がふれないように「かきて(担ぎ手)」が肩に乗せて移動します。これは、乗り子自身と衣装が神聖で祭りの中でも重要な役割を担っているからです。「太鼓」を担ぐのは、山田に5つある字(あざ) 上(かみ)・中(なか)・下(しも)・別所(べっしょ)・小川(こがわ)から選ばれた氏子の若手で構成する「かきて」たち。そして先頭で指揮をとるのが「棒張」。かき手を何年も経験しないとつけない役で青年達のあこがれの的になっています。5地区の「棒張」の代表が「棒張長」。祭り1番の花形です。「かきて」「棒張」を卒業すれば着物姿の「世話方」に。裏方となって巡幸を支えます。
こうして何代にもわたって受け継がれてきた「山田伊射奈岐神社」の太鼓御輿巡幸。未来にうけついでいかなければならない私たちの貴重な文化財です。
第二次大戦後、若者の減少で巡幸が中止されたときもありましたが、現在は太鼓御輿保存会が中心となって次世代へと引き継がれています。平成10年には、吹田市の無形民俗文化財第一号として登録され、平成18年にはなにわ伝統芸能等功労知事表彰を受賞しました。
ヒノキの白木で組んだ枠に太鼓をロープで吊った「太鼓」は氏子の若手が担ぎます。「御輿」は、昔、中学生が担いでいましたが、現在は、小学生が引っ張って「太鼓」の後からついて行きます。「太鼓」に乗る子供は「乗り子」と呼ばれそれぞれの地区から小学4年生の男の子が選ばれます。乗り子は地面に体がふれないように「かきて(担ぎ手)」が肩に乗せて移動します。これは、乗り子自身と衣装が神聖で祭りの中でも重要な役割を担っているからです。「太鼓」を担ぐのは、山田に5つある字(あざ) 上(かみ)・中(なか)・下(しも)・別所(べっしょ)・小川(こがわ)から選ばれた氏子の若手で構成する「かきて」たち。そして先頭で指揮をとるのが「棒張」。かき手を何年も経験しないとつけない役で青年達のあこがれの的になっています。5地区の「棒張」の代表が「棒張長」。祭り1番の花形です。「かきて」「棒張」を卒業すれば着物姿の「世話方」に。裏方となって巡幸を支えます。
こうして何代にもわたって受け継がれてきた「山田伊射奈岐神社」の太鼓御輿巡幸。未来にうけついでいかなければならない私たちの貴重な文化財です。
ジャンル | 祭り・イベント |
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時代 | 古代以前 |
開催日 | 10月体育の日の前日 |
所在地 | 吹田市山田東2-3-1(山田伊射奈岐神社) [ 地図を見る ] |
交 通 | 阪急千里線 山田駅から阪急バス宮ノ前すぐ |
問合先 | 06-6877-5921(山田伊射奈岐神社) |
URL | http://www.izanagi-jinja.jp/ (山田伊射奈岐神社HP) |
備 考 |
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