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御領水路と段蔵(ごりょうすいろとだんぐら)

江戸時代における大坂の一大プロジェクトであった大和川の付け替えの完成と同時に、大東地域においても旧大和川沿いや深野池等で新田開発が行われ、稲作を中心に、綿、菜種等の一大生産地帯が誕生しました。
 その頃から日常生活と川とは密接な関係にあり、寝屋川から引いた用水路を農具や作物等の輸送のため、三枚板といわれる田舟が家と田の間を行き来していました。
 また作物も、水害時においても荷物を高い位置に避難できるように階段状になった段蔵で貯蔵されていました。
 都市化による田畑の減少や下水道整備による水量の減少により、かつての水郷風景も次第に変わってきましたが、今なお昔がしのばれる懐かしい街並みが残ります。
ジャンル建物・まちなみ
時代近世
所在地 大東市御領3丁目3番付近
交 通近鉄バス御領東停留所下車徒歩8分
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