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- 寝屋川市
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住吉神社(ねや川の戎さん)
住吉神社は古来三社大明神といい、祭神は住吉大神・春日大神・戎大神の三柱を合わせ祀っています。
江戸時代慶長年間(1596~1615)に火災に遭い、社殿や宝物をことごとく焼いてしまいました。再建にあたり少し場所を移し、現在の地に遷座し、地域の鎮守として信仰を集めてきました。
また、住吉神社は「ねや川戎神社」ともいい、「ねやがわのえべっさん」と親しまれています。戎大祭は昭和35年に復興されました。1月9日の宵(よい)戎、10日の本戎、11日の残り戎の3日間は、京阪沿線はもちろん、大阪市内、京都府内はもとより近畿一円から3日間で10万人を超える参拝者で賑わいをみせています。 -
八坂神社のくすのき(やさかじんじゃのくすのき)
スサノオノミコトを祀る八坂神社は明治元年に改称されましたが、由緒によれば牛頭天王の総本宮である播磨国廣峯神社の分御霊として創建されたのが923年です。さらに淀川・茨田の堤建築後にできた沼から発生した疫病の平癒祈願のための創建として643年にまで遡ります。ここには「千年楠」と呼ばれる高さ約16m、周囲約7m、樹齢は650年以上と推定される(千年を超えるという説も)くすのきをはじめ寝屋川市が指定する保存樹4本を含め計19本ものくすのきが育っており、駅前とは思えない静かな雰囲気は古代から連綿と続く鎮守の杜の佇まいを残しています。ここのくすのきにはフクロウの亜種である珍しいアオバズクが棲息しているのも鎮守の杜ならではです。
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打上川治水緑地(うちあげがわちすいりょくち)
打上川治水緑地は、洪水のときに寝屋川と打上川の両河川の流量を調整するために、大阪府がつくった施設です。芝生広場は、大・小あわせて1万2000平方メートルの広さがあり、公園全体が一望できることから、数万人規模の大きなイベントにも利用されみんなに親しまれています。また、ウォーキングコースがあり、散歩やジョギングが盛んです。緑地内の池には野鳥が飛来し、春には桜が満開となり、水と緑のふれあえる場所です。
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メイプルアベニュー、ローレルアベニュー、コルナスアベニュー
木造賃貸住宅等が密集している萱島東地区で、特に面的整備ゾーンとして密集住宅市街地整備事業が進められました。老朽化した木造賃貸住宅等を複数の土地所有者などが共同して良好な賃貸共同住宅に建替えて建物の不燃化の促進を図り、建替えに併せて、地域の防災道路となる主要生活道路の拡幅整備が行われました。新しく生まれ変わったまちは、大阪府内などの密集地区の建替え事業のモデル事業となっています。
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友呂岐緑地と寝屋川せせらぎ公園(ともろぎりょくちとねやがわせせらぎこうえん)
友呂岐(ともろぎ)緑地は、昔、寝屋川沿いを並行して流れていた二本の水路を一本にまとめて整備された緑道です。 京阪寝屋川市駅北部から萱島駅までを結ぶ約3.5kmの緑地は、見事に成長した350本のサクラ並木が有名で、お花見やウォーキングなどでにぎわっています。水と緑の自然景観を活かした休憩所が各所に設置され、特に清水町付近の通称「たこ公園」は世代を越えて地域のみんなから愛されています。
この緑地帯に隣接して寝屋川市駅前に「せせらぎ親水公園」があります。「寝屋川の再生を図る」寝屋川再生ワークショップに参加する市民と行政が、計画段階から協働して整備し、平成17年4月に市民が川面に近づける憩い空間が誕生しました。寝屋川市駅西側広場に隣接した延長220メートル、最大幅28メートルの親水空間には、デッキ、船着場、遊歩道、沈下橋、自然石を積んだ生き物生息環境などが配置され、橋の上から眺めるだけだった「寝屋川」は、市民と行政の協働、エコロジーのシンボルとして生まれ変わりました。 -
大阪仏舎利塔(おおさかぶっしゃりとう)
仏舎利塔とは釈迦の遺骨(仏舎利)を納めた塔であり、この地の仏舎利塔は大阪婦人活動の先駆者でもある川嶋貞子が私有地を開放し、私費を投じて建立したものです(昭和38年完成)。貞子が亡夫の遺志を継いで仏跡を巡礼した後、当時のインドのネール首相を訪ね仏舎利塔建立を直接嘆願しました。賛同した首相が直接贈呈した仏舎利を納めています。エキゾチックなインド様式の曲線を持つ塔は、信仰の対象だけでなく、美しい白亜の塔として地域のランドマークでもあります。現在は貞子が設立した社会福祉法人百丈山合掌会という老人ホームの敷地になっていますが、一般の人も参詣できます。
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ネイキッドスクエア
寝屋川市萱島東地区は、木造住宅が密集する地域でしたが、ゆとりの街並みづくりや防災への配慮から、建替え促進として、密集住宅市街地整備促進事業が進められました。現在は、3階建・型枠コンクリートブロック壁式構造、街路形成型住棟のコーポラティブ住宅で、駐車場を兼ねた中庭広場を持つ特徴のある住宅が建造されています。
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春日神社のスダジイの社叢(かすがじんじゃのすだじいのしゃそう)
シイは、ブナ科シイ属の樹木の総称で、日本の暖帯林の最重要樹種で、東北南部以西の本州から九州の丘陵・山野の広範囲に分布しており、高さ20mにもなる常緑高木です。5月下旬から6月に強い香りのある花が咲き、秋に実(堅果)をつけます。
春日神社には、社殿を囲むように樹高10mから15m、幹回り4m程度のスダジイの巨木が2本生育しています。
このうち、神社東側の旧堂池(現在は埋め立て)の池端にあるものは、幹が池側に大きく張り出していて、立派な樹形です。
人里近くに、スダジイの巨木が群生することは珍しく、1981年(昭和56年)に大阪府の天然記念物に指定されました。 -
幹線水路の桜(かんせんすいろのさくら)
寝屋川市の北を淀川に沿って流れる幹線水路は、淀川からかんがい用の水を引くために作られ、淀川左岸の枚方から守口まで続いています。この水路の両側に桜が植えられるようになったのは1960(昭和35)年から1970(昭和45)年ごろで、当時地域の人々が美しい景色を楽しめるように植えたそうです。地元の人々が中心となって守り続けた水路の桜は、寝屋川市の木屋元町~太間町~点野~仁和寺本町の約4キロメートルにもわたる桜並木となり、平成元(1989)年には「大阪みどりの百選(主催:大阪府)」にも選ばれた、知る人ぞ知る桜の名所です。爽やかな川の流れを囲む桜のトンネルの中を、船で通り抜ける行事も行われており、見事な景観を見せてくれます。
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成田山不動尊(なりたさんふどうそん)
寝屋川市にある成田山不動尊は、千葉県成田市にある成田山新勝寺の大阪別院として昭和9年(1934年)に創建され、自動車の普及とともに交通安全の「お不動尊」として親しまれています。一度に100台の車を祈祷できる日本で初めての専用祈祷殿があり、祈祷殿の目の前に車を停めて祈祷を受けられます。年間20万台もの車が祈祷を受けるとのことです。
節分祭も有名で、NHK朝ドラのヒロインなど多くの芸能人が豆まきに参加することから、市内外から多くの人が訪れ、紙袋などを広げた参拝客が豆を受止める風景が見られます。