最近の学芸員の投稿
2015年2月26日
学芸員投稿について
2015年2月17日
渡来人と高向玄理(古代の河内長野)
2015年2月17日
文化財の宝庫・河内長野市の天野山金剛寺の見学
2015年2月17日
かわちながのサロン@まちライブラリーNo1
2015年2月9日
河内長野市・下里の「九頭神(くずしん)」伝説
2015年2月9日
修理を終えた天野山金剛寺の多宝塔
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Update:
2014年04月18日
文楽4月公演 「菅原伝授手習鑑」
桜満開の頃に幕を開けた文楽四月公演、八重桜の咲き誇る中日を経て、つつじ鮮やかな候の27日千秋楽まであと1週間ほどとなりました。 今回はとりわけ国立文楽劇場開場30周年記念、人間国宝の竹本住大夫氏引退記念の公演として、浄瑠璃狂言の名作「菅原伝授手習鑑」の通し上演で、大夫の語り・三味線の音色・人形の所作によって厚みのある舞台が楽しめました。 菅原道真公の大宰府左遷を巡る話ですが、菅公は大阪の人間にとって学問・書道の神としてだけでなく、落語の「初天神」「質屋蔵」や「たぬさい」に見られるように日常生活の安穏を守る「天神さん」として親しまれています。 天満宮は全国各地にありますが、主な天満宮とされる神社の数が最も多いのは大阪府で、東京都の14座、京都府の11座、兵庫県の13座、そして福岡県の14座に対し、大阪府には23座があります。大阪天満宮(天満の天神さん)、露天神社(お初天神)、服部天神宮・道明寺天満宮……。そして夏に行われる「天神祭」は日本三大祭りに数えられ、配流の途次の菅公にまつわる逸話は大阪に多くあります。 大阪の誇る伝統文化である人形浄瑠璃-文楽の記念公演としてまことにふさわしい演目です。 帝位を巡る陰謀による菅公左遷、その一族や弟子、恩を被った三つ子の兄弟、その妻たちや父などの様々な別れの悲劇が主軸になりますが、舞台では、ときに涙、ときに感嘆、あるいは笑い(「寺子屋」の子どもたちの様子は現在の教室状況と余り変わらないようです)を誘われ、充足した時間が過ごせました。劇場には補助席も出ており、舞台と客席の一体感が感動を一層深めてくれ、芝居見物の楽しさを存分に味わえました。 Written by
たまて |
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2014年04月18日
「奥河内の春を訪ねる」ハイキング研修(その2)