みんなの広場

学芸員の投稿
Update: 2014年03月12日
これより防災の町 西区 
 今月の大阪市の各区の広報誌を見ていますと、防災の文字がありました。西区の広報「かぜ」を見ていますと、西区オリジナルの津波浸水深サインができましたと。
 「浸水どうぶつものさし」とありまして、小学校・中学校・高等学校にサインが掲示されるそうです。
 日本犬なら0.5m、ライオンなら1.0m、乳牛1.5m、インドサイなら2.0m、ラクダなら2.5m、アフリカゾウなら3.0m、キリンなら3.5mの浸水深とか。
 この浸水深は南海トラフ巨大地震が起こったときの想定浸水深であるようです。
 災害と真正面に向かう、しかも景観に溶け込むようなサインで、防災を示唆して、すばらしい演出であります。ただ文教施設に限定するだけでなく、主要道路沿いにもサインを考えてほしいところです。
 西区本田には九島院には寛文10年の高潮に関する遺蹟、江之子島には大阪府の津波・高潮ステーション、あみだ池には海難事故の供養塔や地震犠牲者の慰霊碑、民間では立売堀の財団法人地域地盤環境研究所という大阪府の防災に貢献してきたシンクタンクがあります。
 西区は大阪市内屈指の防災コミュニティーであります。
 写真はみなと通の境川の交差点あたりです。
 地元で有名な帽子(らしい)のビルが見えます。その向いには、なぜかラクダ像が歩道におります。帽子は防止の意味合いがあるのでしょうか。まさかこのラクダと推定浸水深はリンクしていないと思いますが。
Written by 暇仁
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Update: 2014年03月12日
雅かな“じないまち雛めぐり”
 3月8日(土)・9日(日)に、江戸時代からの古い町並みが残り、白壁に板塀、日本瓦、虫籠窓が美しい富田林の寺内町とその周辺の100ヶ所ほどの民家や商店、お寺などの玄関、門先、小路沿い、広場などでお雛さまと春の花を飾ってお祝いをする行事がありました。 
 飾られるお雛さまは、園児が作った手づくりから豪華絢爛な御所風のお雛さま、紙のお雛さまや陶器のもの、たち雛や座り雛、内裏雛や5段、7段飾りのお雛さま、小さなミニチュアサイズから大きな雛さままで、江戸時代のお雛さまから現代風のお雛さままでと、いろいろなお雛さまが飾られていました。
 飾られたお雛さまを巡って多くの観光客が訪れ、雛飾りを写真撮影したり、雛飾りといっしょに記念写真におさまったりして楽しんでいました。
 また同時に、雛の楽市、お餅つき、手作り体験なども催されていて賑わっていました(画像上は雛めぐりで賑わう寺内町、下は旧杉山家の雛飾り)。
Written by 岩湧太郎
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Update: 2014年03月12日
河内長野の魅力満載!“ミュージパークフェスタ2014”開催される
 市立市民交流センター(キックス)で3月9日(土)に河内長野ミュージパークネット主催で、見とこ!知っとこ!学んどこ!ミュージパークフェスタ2014が開かれました。
 二階を除く全館を使って16の参加団体による展示ブースや手づくり・体験コーナーが設けられ楽しみながら学ぶような工夫がされていました。
 展示ブースには、変わり種自転車「やさいを食べやさい号」に乗って記念撮影、夢の自転車のお絵かき、すだれ編み体験、世界で最も凝ったポルトガルの楊枝とつま楊枝工芸品「白雲館」(近江八幡市)の展示、ラブリーホールや河内長野ユースホステルの活動、長野公園や滝畑レイクパークのパネル展示、石川の水生昆虫と魚展示などがありました。
 手づくり・体験コーナーには、積木広場、バードコール、カスタネットなどの森の楽器づくり、綿くり・糸紡ぎ、あじろ作り、ハスのオブジェ作り、文化教室(お茶を点てたり、顔を描いたり、毛筆で書、生け花)などがありました。
 子どもたちは、目を輝かして夢中になって各展示ブースや体験コーナーを回っていました。同伴のお父さんやお母さんも子どもと一緒になってけっこう楽しんでいるようでした。
 ミュージパークステージもおこなわれ、和太鼓、北欧伝統音楽、タンバリンなどの演奏やトーク&ライブが行われて楽しく聴いたり、森の楽器づくりで作ったカスタネットなどでコンサートに参加したり、鯉のぼりペイントで色塗りに参加して楽しみ、ゆるキャラのフルルちゃん、モックル、くろまろくんの3人との触れあいや記念撮影を楽しんでいました。また各ブースを回るクイズラリーで景品をゲットしたり、さらに抽選会でおもわぬ賞品を当ててうれしそうでした。
 体験や学びを通じて本市のさまざまな魅力を感じながら大人も子どもも楽しい一日を過ごしていました。
Written by 岩湧太郎
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Update: 2014年03月12日
知って得する!「生活情報展」開かれる
 南海高野線河内長野駅前にあるノバティ南館のノバティホールで、3月7日(金)~8日(土)に河内長野市と河内長野市生活情報展実行委員会主催で、“しっかり選ぼう!正しい情報”をテーマに第24回河内長野市生活情報展が開催されました。
 9の参加団体と15の特別参加団体による食・エコ・環境・くらしに役立つ情報展示やリフォーム・リサイクル作品展示・発表などのブースが設けられていました。各ブースを回るクイズスタンプラリーやアンケート参加でちょっとした賞品をゲットすることができます。お楽しみ抽選会も催され、来場者はワクワク感と期待感を楽しんでいました。生活に役立ち、知っているつもりでも意外とわからない情報を再認識する機会を与えられ大変有意義でした。
ブースには、ペットボトルのキャップとはぎれでかわいい花のピンクッションづくり、青魚に多く含まれているDHAの啓発、タイトスカートからベストへの変身、エンディングノートの啓発、紛らわしい食品表示のヒミツ「カロリーゼロ、糖類ゼロって本当?」、エコ洗剤の啓発と作り方、酢とアロエの化粧水づくり、脳を活性化するための日常生活の中での習慣、日本の伝統食に欠かせない“大豆の今”を考える、トレーサービリティした大阪エコ農産物の紹介展示、陶器をリサイクルするもったいない市、火災報知器の設置啓発、手回し発電機を利用しての節電啓発、牛乳のはなし、成年後見人制度の啓発などがあって、わかりやすく説明したパネル展示とていねいな説明を受け、知識を一層深めることができたようです。
ブースを回る合間に牛乳パックでかわいい楕円バスケットを工作して楽しんだり、茶道家・平山青楽さんのお煎茶席でお点前をちょうだいして美味しいお茶と和菓子でゆっくりと楽しい一時を過ごしていました(画像上は展示、下は工作コーナー。)。
Written by 岩湧太郎
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Update: 2014年03月12日
「スノーボードからユリ園」地元企業の紹介
PSJコーポレーションの奥村取締役の講座がありました。
「この度、くろまろ塾事務局から、弊社の事業内容を紹介してほしいと依頼がありました。包み隠さず事業内容をご紹介します。
私は、大学を卒業して、大阪の「田辺スポーツ」というスキー専門店に就職して、レンタルスキーを販売する外商部をつくりました。また、イタリアへ行き、一流ブランド品を数千台単位で大量に仕入れたりしました。その後、京都のニッセンという大手通販会社から、見開きのページを提供していただきました。スキーセットを1シーズンで、1億円売り上げることができました。さらにスノーボードに特化した仕事として、10月から翌年の2月までの期間に、部品販売を考えました。
しかし、イベントでの物質販売だけではいけないと気づき、物を売るのも大切であるが、ウィンタースポーツの人口を増やして、ゲレンデに集客することも重要だと考えました。お客様を誘導する要素として、旅行代理業の役割が必要だと思い、旅行代理店のライセンスを取得しました。
また、スキー場で、「ユリ園」の情報を聞いて、一昨年、大阪の舞洲にスポーツアイランド計画があり、ユリ園の展開を図りました。
もう1つの新しいトピックスは、近くにある舞洲陶芸館です。ここの売りは、登り窯で、日本でもトップクラスの設備です。ここで焼かれているのが、「難波津焼」です。大阪湾の海底の土をくみ上げて、精製して、粘土に加工します。商標登録もしています。
さらに新しい取り組みで、「異邦人」というウォーキングシューズを出しています。年配の足腰の弱った人が、インソールで足を安定させ、普段の生活をしていただく靴を作るという考えです。シルバー層へのビジネス展開を図っています。
ユリ園→舞洲陶芸館→異邦人で、新しい企業とコラボレーションして、皆さんに少しでも役に立てることを考えています。」
Written by マロンさん