みんなの広場

学芸員の投稿
Update: 2014年01月27日
歴史体験教室「型彫りの技に触れる」
24日、河内長野歴史学習館(くろまろ館)主催の歴史体験教室「型彫りの技に触れる」という伊勢型紙の体験講座に参加しました。
募集の25名が満席となり、キャンセル待ちの状態となったそうです。
1月14日に朝日新聞で「天下逸品・伊勢型紙」が、2面で大きく宣伝されていました。伊勢白子から8時に車で出発された坂先生夫妻と実習生の若い女性4名・男性2名が応援に来られていました。坂先生は伊勢型紙技術保存会の方で、狭山池博物館での伊勢型紙の研修時にお会いして、翌月くろまろ館を見学していただき、関係が深まっています。
先生のお話では、伊勢には型紙がほとんど残されていなくて、河内長野市にこのようなたくさんの型紙が残されているのは奇跡だ、とのことでした。
13時前には、25名の方とキャンセル待ちの10名が来られたので、会場を詰めて、全員が参加できました。
白子からの若い女性たちは、研修生で、3年間勉強されていて、型紙に興味を示されて、以前、勉強用に博物館所蔵の型紙をコピーして帰られました。
早速、前回報告した「鯛のタイ」を見ていただき、興味を示されて、縁起物として、風呂敷などの製品化が出来ないか、話されていました。
体験では、各自が選んだ型紙を切り抜くため、注意がありました。「1. 選んだ図柄に茶色の型地紙を貼り付ける。2. カッターは手前に引いて使う。3. 刃先が弱にならないように。4. 図柄を左手で軽く押さえる。5 掘りやすい向きに図柄を回す。6. 金魚の目や泡、フクロウや雪だるまのめなど小さな丸錐で彫る」と話されて、1時間半の作業が始まりました。
この日は河内長野市の和田教育長以下教育委員10数名の方の見学もあり、坂先生より型紙が保存されていることのお礼が述べられて、狭い会場が賑わいました。
仕上がった作品に、自分の名前を坂先生に彫ってもらう人も現れて、先生は笑いながら対応されていました。
Written by マロンさん
学芸員の投稿
Update: 2014年01月27日
奥河内楽歩(滝畑編)
平成23年より始まったくろまろ塾では、『車座で「奥河内の魅力について語り合いませんか」という河内長野市民大学「第21回くろまろ塾カフェ」INにぎわいプラザというイベントが行われるので、下打ち合わせの準備が始まりました。
今回はかわちながの観光ボランティア倶楽部に依頼があり、滝畑班が対応することになり、渡邊拠点長を中心に計画が進められています。
第2回目の打ち合わせが、キックスの会議室で行われ、パワーポイントで、プロローグから昨年の1年間の活動と、滝畑地区の皆さんとの交流まで説明することに決まりました。
1時間の紹介の後には、コーヒーブレイクが予定されていて、「滝畑に磨崖仏あり」という河南町の観念寺のご住職が作られた紙芝居を上演します。また、滝畑班が使用するマニュアルや四季のお土産なども展示する予定です。
今回の募集されるポスターには「地域の語り部‐観光ボランティアガイド‐ということで、かわちながの観光ボランティア倶楽部のメンバーをお招きして、活動内容や滝畑の磨崖仏についての紙芝居を披露していただきます」という内容が記載されており、くろまろ塾本部事務局で募集します。
「開催は2月21日の午後2時から4時までで、参加費は無料です。定員は30名で、2月5日から電話で先着順の受付が行われます。電話は0721-54-0495です(月曜は休館)。」とのポスターが完成しています。
くろまろ塾カフェとは、くろまろ塾副学長の嶋田生涯学習アドバイザーが、カフェマスターとなり、アート・まちづくり・地域・コミュニケーション・スポーツ・哲学などの様々なテーマで、ゲストや参加者の皆さんで語り合う参加型のプログラムだそうです。
Written by マロンさん