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重要文化財 中家住宅

 岸和田藩の七人庄屋筆頭をつとめた中家の居宅は、江戸初期に建てられたものです。
 表門を入ると、正面に豪快な土間を持つ主屋が姿を見せ、茅葺き屋根の妻面には独特の意匠の家紋が飾られています。その中に入ると、土間と板の間の開放的な空間が拡がり、天井を高く見上げると、梁や柱の太さに圧倒されます。
 この地、「五門」の地名の由来は、平安時代、後白河法皇が熊野詣の行宮(仮設の御所)とし、その際、御門をたてた縁で江戸時代にはこの地を「御門村」と呼ばれたと語り継がれています。
 平成9年からは一般公開され、手づくりコンサートや観月コンサートなどが催され、同じく重要文化財の降井家書院、来迎寺本堂、また隣接の煉瓦館とともに、熊取の歴史を語る貴重な文化財として、また街中に残る緑豊かな場として、憩いと安らぎの空間を提供しています。
※平成30年9月4日の台風21号の影響により、建物等が破損したため、令和2年3月まで臨時休館いたします。
ジャンル建物・まちなみ
時代近世
所在地 熊取町五門西1丁目11番18号 [ 地図を見る ]
交 通JR阪和線 熊取駅から約1キロ
問合先072-453-0391(熊取町教育委員会生涯学習推進課 (煉瓦館内))
URL https://www.town.kumatori.lg.jp/bunka_sports/shisetsu/1/index.html
備 考

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