「大阪ミュージアム」北摂地域編(撮影:平成23年度)

 大阪のまち全体をミュージアムに見立ててまちの魅力を発信する 「大阪ミュージアム」。
今回は、北摂地域の、魅力たっぷりの見どころや催しをご紹介します。


<新幹線公園・今城塚古墳・山崎蒸溜所>

 摂津市の新幹線公園では、新幹線車両や電気機関車が展示してあります。
毎月第2・第4日曜日に行われる車両公開は、子供達に大変人気があるそうです。

 高槻市にある史跡今城塚(いましろづか)古墳は、三島平野のほぼ中央に位置し、継体(けいたい)大王の陵墓(りょうぼ)といわれる淀川流域最大の前方後円墳です。

 埴輪祭祀場(はにわさいしば)では、家、人物、動物など200体以上の埴輪が整然と並んでいます。
 大王(だいおう)のハニワまつりが再現されているのは全国でここだけです。
また、古墳公園に合わせて今城塚古代歴史館もオープンしました。


 こちらは、三島郡島本町山崎(やまざき)にあるサントリー山崎(やまざき)蒸溜所。
大正13年、日本初のモルトウイスキー蒸留所として開設されたこの工場では、工場内見学ツアーを実施しています。


<北摂の花と音楽>

 島本町のレンゲの里は、桜井地区をはじめとする町内3か所で開催されるイベントです。薄紫色の小さくて、かわいらしいれんげの花が畑一面に広がります。

 また、島本町には、府内で唯一名水百選に選ばれた「離宮の水」のある「水無瀬(みなせ)神宮」があり、多くの人が名水をくみに訪れます。

 こちらは、摂津市のチューリップアート。より良い都市景観まちづくりを進めるために毎年実施されています。
チュリーリップの花をこども会のみなさんや当日参加の人達で下絵の上に敷き詰め、大きなアートを描きます。

 また、北摂では音楽イベントも盛んです。
5月に茨木市にて開催された茨木音楽祭は、『音楽を通じて、まちを元気にしよう!』という思いで始まりました。幾つもの野外会場や屋内会場においてジャズ、ロック、ポップスなど多種多様なジャンルの演奏が行われ、茨木のまちに音楽が鳴り響きます。

 こちらは高槻市・高槻ジャズストリートの様子です。
高槻を音楽あふれる明るく楽しい街にしようという思いから、1999年に始まったイベントです。
誰でも気軽に音楽を楽しむことのできる、日本最大級の手づくり音楽イベントです。


<能勢人形浄瑠璃と石仏の里>

 能勢町は、大阪府の最北端に位置し、山間に広がる美しい町です。
道の駅・能勢『くりの郷』は地元食材をふんだんに使ったレストランと、農産物や加工品などの特産品の販売を行っています。

 ここ能勢町長谷(ながたに)には日本の棚田百選に選ばれた棚田があり、幾重にも重なる四季折々の美しい景観を見ることが出来ます。

 『淨るりシアター』では、能勢に伝わる伝統芸能、浄瑠璃に関する常設展示を行っています。
能勢の浄瑠璃は、太夫と太棹三味線(ふとざおしゃみせん)による“素(す)浄瑠璃(じょうるり)”といわれる渋い座敷芸です。
 200年余の伝統ある能勢の浄瑠璃を地域の財産として守り育てている鹿角座(ろっかくざ)は、年間をとおして様々な場所で素浄瑠璃・人形浄瑠璃の公演・活動を行っています。

 一万年以上前から集落があったとされる豊能町は、歴史と民俗文化の町です。

 町内は中世より石工(せっこう)集団の活動場所であったため、全国でも稀な石仏の密集地域となっています。
 この石仏は『余野十三仏(よのじゅうさんぶつ)』と呼ばれており、豊能町の代表的な石仏です。
この他にも豊能町地域は阿弥陀浄土にかかる石仏が数多く見られます。


<落語とラーメンのまち池田>

 ここ、「池田市立上方落語資料展示館(愛称・落語みゅーじあむ)」は、日本初となる市立の上方落語の資料を常設展示する観光施設です。
 池田市は江戸時代より上方文化を担う北の都として栄え、多くの芸術や文化が生まれました。
 中でも古典落語「池田の猪買い」「池田の牛ほめ」は池田市が舞台となっており、落語に縁深い土地として知られています。
 イベントホールの『高座』では、毎月第2土曜日 落語家による「みゅーじあむ寄席」が開催されています。

こちらは「インスタントラーメン発明記念館」です。
世界初のインスタントラーメン「チキンラーメン」は池田市で誕生しました。
同館では、インスタントラーメンの歴史やチキンラーメン誕生秘話、世界のインスタントラーメンの展示などを行っています。
体験工房では、「チキンラーメン」が手作りできます。


<箕面公園・大阪国際空港>

 自然豊かな山なみが美しい箕面市は、関西随一の紅葉の名所として知られ、荘厳な箕面大滝と紅く燃えるもみじの織りなす姿は絶景です。
『もみじの天ぷら』は、紅葉真っ盛りの時期に収穫して塩漬けされ、1年後に良質の小麦粉に白ゴマ、砂糖を加えた衣を付けて、菜種油でカリッと揚げた、箕面の伝統銘菓です。

 紅葉が有名な箕面市ですが、実は柚子の名産地でもあります。
箕面の柚子を広くPRするため生まれてきたのが、ゆるキャラならぬ“ゆず”キャラ「たきのみち ゆずる」です!

 ここは、『箕面公園昆虫館』です。
 緑豊かな箕面は、昆虫の宝庫として知られています。
昆虫に関する基礎知識や、箕面の森に生息する昆虫について楽しみながら学ぶことができます。

 こちらは箕面公園内、箕面川沿いの『箕面川床(かわゆか)』の様子です。
風情豊かな自然の中、川のせせらぎを聞きながらの食事を楽しむことができます。

 豊中市、池田市、伊丹市にまたがる大阪国際空港は、関西三空港のひとつです。
 展望デッキ『ラ・ソーラ』は、ひろびろとしたウッドデッキで、乗客や観光客の憩いの場となっています。
また、豊中市の千里川付近は大阪国際空港の滑走路の端に位置するため、迫ってくるような飛行機の着陸シーンを見ることが出来、ファンにはたまらない場所となっています。


<北摂のイルミネーション>

 吹田市では、「アステラス江坂 ウインターイルミネーション」が、毎年行われています。
 地域の人たちが中心となって実施しているこのイベントは、都会のオアシス江坂公園をLEDイルミネーションで装飾し、ロマンチックに演出します。
また、万博記念公園ではイルミナイト万博X’masも開催されます。

 JR茨木駅・阪急茨木市駅周辺では、『イルミネーションいばらき』が開催され、市民や訪れる方々への憩いの場になっています。

 こちらは島本町の通称楠(なん)公(こう)道路で開催された島本町イルミネーションの様子です。
 その他、北摂地域で開催されたイルミネーションイベントをご紹介しましょう。
(テロップで紹介)
★摂津ルミナリエ
★細川植木見本市
★みのお市民ツリー

 にぎわいと豊かな自然、歴史ロマンあふれる北摂地域。
皆さんも、魅力たっぷりの北摂地域を是非訪れてみてください。