平成22年4月24日(土)
大阪ミュージアム春の特別展「熊野街道 信達宿のふじまつり」

大阪のまち全体をミュージアムにしていこうという 「大阪ミュージアム」。
ベストセレクションにも選定された展示品のひとつ、
五感を通じて季節を体感できる泉南市、熊野街道沿いの魅力を御紹介します。


4月に美しい花を咲かせる熊野街道信達宿(しんだちしゅく)、梶本家の野田藤。
約30年前に植えられたたった1本の藤が、丹精こめて育てられ、
今では約3万の花房をつけるまでになりました。

毎年、個人宅を解放して開催されるふじまつり。
色鮮やかな藤の花々が映し出す優美な薄紫の情景は、訪れた人々を魅了します。
会場に設置された観賞台からは、藤棚を上から見下ろすこともできます。
藤の香りに包まれる中、伝統楽器による演奏会。
手工芸作家による製作実演販売、街道市など、
様々なイベントも開催。
日が落ちると、「花あかり」として熊野街道沿いに設置されたランタンが次々と点灯し、
ライトアップされた藤の花々とともに、来訪者を幻想的な光景へと誘(いざな)います。

ふじまつりにあわせて特別に公開された
信達宿本陣跡 角谷(つのや)家。
紀州徳川家が参勤交代で江戸に向かう際の宿であった当家では、
江戸時代に建てられた長屋門を始め、
元禄、寛永年間を知る貴重な資料なども残されています。

泉州を代表する熊野街道沿いには、今もなお、昔の面影を残す町家が数多く残っています。


未来に残していきたいまちなみの中、花々に囲まれて当時の「空気感」を感じてみませんか