ビフォーアフター

1600年の時のながれを体感し、次世代へつなげる事業

大阪ミュージアム市町村補助事業

 松原市を含む河内地域は村相撲の盛んな地域でした。
 今では目にすることのできない村相撲ですが、旧村内の墓地に行くと多数の村相撲の力士墓が存在することや板番付などが神社に奉納されています。
大阪ミュージアムの基金事業を活用し「村相撲と河内十三組」と題した特別展を開催し、奉納板番付や化粧まわし、村相撲関係資料の展示パネルの紹介、また、村相撲がテーマの「松原の由来と河内の文化」講座と力士墓をめぐる歴史講座とウォーキング事業を実施し、地域の文化の魅力についての情報発信が可能となりました。
 さらに登録物である、ふるさとぴあプラザの周辺に設置されている土俵を整備し、そこを拠点としてより多くの子どもたちが相撲に親しむことができるよう体験・交流することにより、次世代を担う子どもたちへ地域文化の魅力を伝えていくことができました。
開催日時 特別展「村相撲と河内十三組」
 平成23年10月29日(土)~平成23年12月25日(日)
歴史講座とウォーキング
 平成23年12月10日(土)
開催場所 松原市民ふるさとぴあプラザ
主催者 松原市・(財)松原市文化情報振興事業団
お問合せ先
松原市総務部人権文化室
TEL: 072-334-1550
FAX: 072-337-3003
E-mail: jinken@city.matsubara.osaka.jp
URL: http://www.city.matsubara.osaka.jp/
 
展示室

説明用のパネルがなく、陳列しているだけでした。
展示室

村相撲の資料についての展示パネルを設置することで、充実した展示ができるようになりました。
 
 
講座開催前

地域の歴史を語れる人は限られていました。
講座の様子

歴史講座とウォーキングを開催することで、地域の魅力の再発見を促し、郷土を愛する気持ちを育成することができました。
 
 
土俵 整備前

松原市民ふるさとぴあプラザ前に設置されている土俵です。
土が流れ、俵も消耗していました。
土俵 整備後

土俵を整備することにより、体験・交流を通じて子どもたちが相撲に親しむことができるようになりました。