ビフォーアフター

熊野街道「花あかり」

大阪ミュージアム構想「泉州春の特別展」

 京都から大阪を経由し世界遺産である熊野三山へ通じる熊野街道は、泉南市域の中心を貫いており、街道沿いに本陣が設けられるなど代々信達宿としてにぎわっていた当時の面影を強く残しています。
 その信達宿のひとつである「油新」という屋号で呼ばれている梶本家では、庭に植えられた野田藤の一般公開を行っています。
 今年は、大阪ミュージアム構想「泉州春の特別展」として藤の一般公開にあわせて熊野街道を約450mに渡ってランタンによってライトアップしました。「見上げれば麗し、見下ろせば雅」と歌われる見事な藤の花房と夕闇に点灯するランタンのコラボレーションは平安の幽玄を感じさせる優美なイベントとなりました。
 今後もこれを「せんなんのたからもの」として育てるべく、来年度以降も地域の力で継続して開催していきます。
<来場者数>
藤一般公開 約38,000人(4/19~4/30)
熊野街道「花あかり」 約1,000人(H22新規事業)
開催日時 平成22年4月24日(土)・25日(日)
両日共 19:00から21:00まで
開催場所 泉南市信達牧野1338番地周辺
<アクセス>
JR阪和線「和泉砂川駅」下車 徒歩8分
主催者 熊野街道「花あかり」実行委員会
泉南市ABC委員会
お問合せ先
泉南市総務部政策推進課
TEL: 072-483-0004
FAX: 072-483-0325
E-mail: seisaku@city.sennan.lg.jp
URL: http://www.city.sennan.osaka.jp/seisaku/museum/index.htm
 
ふじまつり前

今年は天候が不順でしたが、一般公開期間前でも来訪者がちらほら
ふじまつり一般公開期間中

藤の花房が開花し始めると多くの来訪者が。。(一般公開期間中 約38,000人)
 
 
周辺の催し

昨年までは、藤棚の見物だけでした。
地域の特産品をまとめてPR

地域の皆さんの伝統工芸品や、様々な地域の農産物等を使った加工食品等をPRすることが出来ました。
 
 
ライトアップ前①昼間のランタン

昼間はあまり目立ちませんが太陽光を蓄電しています
ライトアップ後①活動中

陽が落ちてくると、自動で点灯し、訪問者の安全と幻想的な雰囲気づくり
 
 
ライトアップ前②昼間のランタンたち

みんなで太陽光、蓄電中
ライトアップ後② みんな、活動中

陽が落ちるといっせいに自動点灯
 
 
普段の熊野街道

普段は、閑静なまちなみ
街道沿いの住民の取り組み

来訪者のために風情のある休憩所が設けられています